1審で実刑を宣告されたラッパーのユン・ビョンホ(23、活動名:Bully Da Ba$tard)が、控訴審でさらに重い刑を言い渡された。
8月29日、水原(スウォン)刑事2-1部(ワン・ジョンオク、キム・グァンヨン、イ・サンホ高裁判事)は、麻薬類管理に関する法律違反などで起訴されたユン・ビョンホの宣告公判で、懲役7年を宣告した。
また40時間の薬物中毒リハビリ教育プログラムの履修と追徴金571万ウォン(約57万円)を命じた。
裁判所は「被告人には、様々な麻薬を長期間にわたって買収、吸入するなど犯行経緯と内容、麻薬量などを見れば厳しい処罰が必要だ」とし、「また裁判を受けている間も自粛せずに再度麻薬を吸入したので罪質が不良だ」と量刑理由を説明した。
検察は控訴審でユン・ビョンホに懲役10年を求刑していた。
ユン・ビョンホは、2022年7月に仁川(インチョン)の自宅で大麻を吸引し、ヒロポンを投薬した容疑をかけられた。今年2月の1審では懲役4年の実刑を言い渡された。
また、その事件とは別に2019年11月から2020年4月までフェンタニルを購入し、2022年6月にヒロポンを購入しようとした容疑で起訴され、懲役2年6カ月を宣告された。この事件は控訴審で併合された。
先立ってユン・ビョンホは2021年12月、KBSのYouTubeチャンネル『時事直撃』(原題)に出演し、麻薬の副作用について直接語ったことがある。
当時、彼は「中学生の時からたくさんの薬物の中毒になっていたが、今はすべて辞めて回復中だ」と言い、「僕もここに出演していることがすごく恥ずかしい。だけど、誰かは公に出て話さなければならないのではないかと思った」などと話していた。
なお2000年4月27日生まれのユン・ビョンホは、韓国の人気HIPHOPサバイバル番組『高等ラッパー』(原題)に出演して名を広め、2018年4月に1st EPを発表した。
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