恋人との“痴話げんか”から麻薬問題が発覚した歌手ナム・テヒョン(29)、中毒者となった過程を初告白

2023年07月14日 話題

WINNER出身の歌手ナム・テヒョン(29)が初めて麻薬問題について口を開く。

【写真】ナム・テヒョン、“麻薬暴露”の恋人と2ショット

ナム・テヒョンは7月14日22時に放送される韓国KBSの『追跡60分』(原題)に出演する。同番組でインタビューに応じたのだ。

2004年にボーイズグループ・WINNERのメンバーとしてデビューしたナム・テヒョンは昨年8月、ヒロポン投薬の容疑で議論の中心に立った。

バラエティ番組『ハートシグナル』に出演して話題を集めたインフルエンサーで、恋人のソ・ミンジェ(30)と共に検察に送致された彼は現在、麻薬投薬容疑で捜査を受けている。

「残ったのは借金だけ」

(画像提供=KBS)ナム・テヒョン

麻薬中毒治癒・リハビリセンターで治療を受けているナム・テヒョンは番組で、自分が麻薬中毒になるまでの話を告白した。

彼は芸能界で生活しながら麻薬類医薬品であるダイエット薬に接し、不眠症のため睡眠薬を服用したという。精神科処方を受けて飲み始めた薬物だが、医療用薬物乱用が麻薬への通路を開いたと主張した。

またナム・テヒョンは、麻薬投薬による生活苦を明かす。麻薬投薬後に残ったのは、借金5億ウォン(約5000万円)と延滞したカード代だったという。本人の家はもちろん、両親の家まで売らなければならないという彼は、借金を返すためにまもなく食堂でアルバイトをする予定だ。

番組制作陣は、インタビューをしている間も延滞代金を督促するメールが続いたと伝えた。

最後にナム・テヒョンは10代の若者に伝えたい言葉があるとし、「(青少年たちは)麻薬に関心さえ持たないでほしい。人生そのものが凄惨に崩れる行動だ」と警告した。

なお1994年5月10日生まれのナム・テヒョンは、2014年にYGエンターテインメントのボーイズグループ・WINNERとしてデビュー。2年後にグループを脱退しており、以降はバンド「South Club」を率いて活動している。

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