麻薬・二股・飲酒運転で“三冠王”…ナム・テヒョン、“自縄自縛の7年”「問題起こしても驚かない」の域に

2023年04月16日 話題

元WINNERの歌手ナム・テヒョンが飲酒運転の疑いで検察に送致された。グループ脱退後、すでに3度目の問題行動だ。

【写真】ナム・テヒョン、“麻薬暴露”の恋人とツーショット

ナム・テヒョンは2014年にWINNERのメンバーとしてデビューした。しかし、精神的な問題で暫定的に活動を中断していた彼は、デビューから2年後の2016年11月に突然脱退し、所属事務所との専属契約を解約した。

当時、彼はSNSで自筆の手紙を公開し「長い会議の末にこのような決定が下されたが、良い音楽をしようとする私の心に変化はない」とし、「また別の音楽と作品で訪ねてみる」と伝えたことがある。

そして翌年、「NO NAME MUSIC」というレーベルを設立し、バンド「South Club」を結成し、音楽活動を始めた。だが、WINNERを離れて以降、音楽よりは問題行動だけが広まり、“自縄自縛”の歩みを続けていると言える。

1.二股問題だけならば…

先立って2019年7月、ナム・テヒョンに二股問題が浮上した。当時、ナム・テヒョンと公開熱愛中だった歌手チャン・ジェインは、自身のSNSに彼と会ったという女性から提供された情報を公開し、二股を暴露した。

女性は「チャン・ジェインと別れた」というナム・テヒョンの言葉を信じて会い始めたが、2人が映画館に一緒にいる姿を目撃した知人の話を聞いて悩んだ末、チャン・ジェインに情報提供をしたと明らかにしていた。

暴露と同時にチャン・ジェインは「知っている間に勝手に公開恋愛だと認めてしまい、困らせる状況にしてしまった」とし、「この間、他の女性の方々は静かに通り過ぎたが、私は他の被害者ができるのをこれ以上見られない。最小限の良心を持って生きろ」という書き込みを付け加えた。

問題が大きくなると、ナム・テヒョンは自身のSNSに「物議を醸して申し訳ない。当事者であるチャン・ジェイン氏と提供者の方に深い謝罪を申し上げる」としながらも、「私に明白な誤りが存在するが、今、世論が事実ではない部分までも確認なしに掲載されている部分に遺憾を感じる。できるだけ早く自筆謝罪文で釈明する」と書き込んだ。

翌日、ナム・テヒョンは「今回のことで傷ついたチャン・ジェイン氏と他の女性の方に心からの謝罪を申し上げる。また、私を愛してくれて支持してくださったファンの方々に大きな失望と傷を与えた点についても、頭を下げて申し訳ないと言いたい。私の不覚で発生した被害に対して、私にできる責任を負う」という内容の自筆謝罪文を掲載。

しばらくしてチャン・ジェインもまた追加で文を公開し「ナム・テヒョンからの心からの謝罪を受け、誤解がある部分は話を交わしながら円満に解決した」と明らかに。それと共に「自分に集中し、各自の道を応援するのが良いという気がした」と決別を宣言した。

だが、ナム・テヒョンは翌年、あるラジオ番組に出演した際、チャン・ジェインと別れた状態で新たに女性と出会ったので二股ではないと立場を覆した。するとチャン・ジェインは「あんな卑劣な嘘まで我慢しなければならないのか」とし、「もう一度だけ話にならない話をしたり関連話をした場合、会社レベルで強硬対応する」と怒りを表わしたりもした。

その後もナム・テヒョンに対する噂は絶えなかった。

2.麻薬にも手を出し…

昨年は、恋愛バラエティ番組『ハートシグナル3』(チャンネルA)出演者のソ・ミンジェが自身の個人チャンネルに「ナム・テヒョンはヒロポンをした。そして私の部屋か会社のキャビネットに使った注射器がある。そして私を殴る」「ナム・テヒョンと私はポンジェンイ(ヒロポン投薬者)」という文章を掲載して波紋が広がった。

(写真=OSEN、SNS)ナム・テヒョン(左)とソ・ミンジェ

またしても問題が大きくなるや、ソ・ミンジェは「昨日、恋人とお互いの過ちにより争いがあった。ストレスで精神薬を適正量より多く飲み、現在も正確に覚えていないほど理性を失った状態だった。それで事実と関係のない掲示物を投稿したり、ミスによって私が怪我をしたりして現在は病院に入院している」とし、「お互いに和解した」と釈明。ナム・テヒョンもまた「恋人の間に争いがあった。よく和解した」と伝えたが、8月26日にソウル龍山(ヨンサン)警察署はナム・テヒョンとソ・ミンジェを麻薬投薬の疑いで立件したと明らかにした。

3.飲酒運転の“意味不明”な言い訳も話題に

麻薬問題の余波がまだ消えていない状況で、お次は飲酒運転事故で再び話題に。

ナム・テヒョンは3月8日3時、ソウルで泥酔状態のまま自車のドアを開け、隣を通っていたタクシーのサイドミラーを破損し、その後10mほど運転した疑いが持たれている。当時実施した飲酒測定の結果、アルコール濃度は0.114%で免許取り消し数値が出たことが分かっている。

そして13日、ソウル江南警察署はナム・テヒョンを道路交通法違反の疑いでソウル中央地検に送致したと発表。ただしナム・テヒョン側はタクシーのサイドミラーを破損したことに対しては認めながらも、「数10mメートルを運転したのではなく、前方に約5m移動して再び駐車した」と頓珍漢な釈明をしていた。警察はナム・テヒョンを一度召喚調査し、飲酒運転が正しいと結論付けた。警察は「確認した結果、駐車ライン1マスを移動した」と明らかにしている。

プライバシー問題、麻薬疑惑、飲酒運転と“三冠”を達成したナム・テヒョン。彼は再び自筆の謝罪文を掲載し「私の軽率な判断によって発生した今回の誤りに対して弁解の余地がなくとても恥ずかしい。今度のことに対して私の過ちに対する叱責を甘く受け、自粛して反省し、また反省する。今後、このようなことが二度と発生しないよう深く反省する」と頭を下げた。

しかし、すでに何度も問題を起こしてきたナム・テヒョンの直筆謝罪文は、大衆の心を変えるには力不足だったようだ。

WINNER脱退後、長きにわたってファンや大衆を失望させていた彼が、今度は飲酒運転で検察に送致されたことによって実刑の可能性まで高くなった。

「良い音楽をする」という7年前の約束とは異なり、だんだんと音楽から遠ざかっていっている。今や「問題を起こしても驚くことではない」という反応が相次ぐほどにまで成長した彼が今後、どのような人生を送るのかに注目が集まる。

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