トイレで薬物を使用してぶっ倒れた過去を持つ韓国歌手、苦しい心境を吐露「もっと死にたくなった」

2023年07月27日 話題

歌手のフィソン(41)が連日、苦しい心境を訴えている。

【画像】歌手フィソン、薬物取引の瞬間!

7月27日、フィソンは自身のインスタグラムに「うつ病障害が嘘だとか仮病だとか妄想や錯覚だと主張する人間がいるなら、今の時代、最悪の殺人鬼はその人だ」と書き込んだ。

続けて彼は「おかげでもっと死にたくなった」と付け加えた。

これに先立ってフィソンは何度も苦しい心境を表わしたことがあり、彼の意味深長な心境の吐露に対して多くのオンラインユーザーが憂慮している。

麻薬容疑で有罪、自粛後は…

去る2020年4月1日、フィソンが建物のトイレで睡眠麻酔剤類を投薬して倒れ、警察が出動する事件が発生した。

(写真提供=OSEN)フィソン

当時、現場には数本の注射器とビニール袋、液体が入った瓶などが発見された。警察はフィソンの麻薬投薬の有無を把握するために警察署で調査した。

尿検査の結果は陰性。警察はフィソンが投薬した薬物が麻薬類に指定されていない睡眠麻酔剤の種類であることを確認し帰宅させた。しかし当時のフィソンは、向精神薬である睡眠誘導剤プロポフォールを常習投薬した疑いで警察の捜査を受けていたため、ファンの衝撃は大きかった。

所属事務所側は「フィソンは父親との突然の別れと、一緒に働いていた知人の相次ぐ死亡、そして昨年絡んだ大変な事件によって耐え難い時間を過ごしている」とし、「帰宅措置後も極端な考えとうつ病、パニック障害などの症状を見せており、関連病院への入院を進めた」と明らかにした。

その後、フィソンは麻薬類管理に関する法律違反の疑いで在宅起訴され、2021年10月に開かれた控訴審の末、原審と同じく懲役1年、執行猶予2年、追徴金6050万ウォン(約605万円)を宣告された。また裁判所は社会奉仕40時間、薬物治療講義40時間受講を命じた。

自粛期間に突入したフィソンだったが、その後も危険な状態を見せた。

今年4月には「チェ・フィソン人間づくり、うつ病、無気力、怠け者。極端に忙しく生きる」としてアルコール中毒から抜け出したと知らせたが、数日後には「良い人でありたくて絡みたくないのだろう。理解します。空気が読めないのでは世の中を生きにくいです」と苦しい心境を打ち明け、心配を誘った。

なお1982年2月5日生まれのフィソンは、2002年に1stアルバム『Like a movie』でデビュー。『Can't We』『With me』『Incurable Disease』『Love is Delicious』『I Thought of Marriage』などが代表曲だ。

(記事提供=OSEN)

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