Stray Kids・バンチャンの“意味深な発言”がファンの間で話題になっている。
バンチャンは最近、5月9日(現地時間)にパリで開催された「ミュージックバンク inパリ」のエピソードを英語で語るライブ配信を行った。
当該の配信でバンチャンは、「ミュージックバンク inパリはよかった。パリに行くのはとても久しぶりだった」「偉大なアーティストの皆さんとステージを共にして、とても素敵な時間だった」と感慨深い思いを語り、ファンに臨場感を伝えた。
一方で、現地で印象に残ったことについては「人にあいさつをすることが基本マナーとされない、というところまできたのかなと個人的に思う」といった発言も。「誰かとすれ違ったらアンニョンって挨拶するけど、相手が返してくれないと“うーん、そっか”という気持ちになる。今の世代はそれが許されているのかなと感じる」とし、最近の後輩たちに対する苦言を吐露した。
ただ、苦言を“耳の痛い指摘”で終わらせないバンチャンの謙虚な姿勢も注目された。
バンチャンはこういった指摘に対して「僕の考えかたが古いのかもしれないけど」と前置きをしたうえで、「誰かの悪口ではない」「僕の考えすぎかもしれないけど」「みんなはどう思う?」などと都度意見を求めている。
最後には「そういうこともあるのかなって思い始めてて。僕は相手がだれであろうと挨拶をする。だって自分は楽しい時間を過ごしに来ているし、好きで尊敬する相手には挨拶をするんだっていう気持ち」と語った。挨拶に対する消極性を“考え方のひとつ”として結論づけており、自らの考えを強要するような発言は見受けられなかったようだ。
韓国のネット上ではバンチャンの配信後、“礼儀のない後輩”を特定する動きが見られ、グループの実名があげられる予想投稿が相次いだ。そのため、バンチャンの発言に対して「わざわざ後輩をつるし上げる必要があるのか」「容易に特定ができるような発言は不適切だ」といった声も寄せられている。
しかし、その一方で「意見はするもののそれを押し付けない姿勢は謙虚だ」「挨拶を大切にするのは人として当然のこと」「バンチャンの発言にはとても共感する」といった称賛の声も見られる。
現在も賛否は続いているが、今回のバンチャンの発言には多くのファンが世代間ギャップの実情について考えさせられたことだろう。
バンチャンの所属するStray Kidsは、来る6月2日に3rdフルアルバム『★★★★★(5-STAR)』をリリースしてカムバックする。
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