韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメントが8月2日、Stray Kidsのファンを相手にパワハラをしたという騒動について謝罪した。
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事の発端は、2022秋夕(チュソク)特番『アイドルスター選手権大会』(韓国MBC)に出場するStray Kidsの垂れ幕を制作したファンAさんの投稿だ。
8月1日、Stray KidsのファンAさんは、自身のSNSを通じて「(JYP)1本部に残念な点がある。他の本部のアイドルたちは、みな垂れ幕の試案だけを募集し、所属事務所側が制作を行ったのだが、(自分たちは)垂れ幕の制作費とクイック配送費を合わせて約19万ウォン(約1万9000円)を全額払って作って送った」と主張した。
続けてAさんは、「この渦中に“アイドルスター選手権”の観戦の抽選でも失敗した」とし、「少し残念で“アイドルスター選手権”のファン席の1席だけでも行けるようにしてほしいとメールしたが、返信はない」と暴露した。
つまり、ファンに垂れ幕を自腹で制作・配送させ、さらに現場観戦も配慮しなかったという主張だ。
それを受けてJYPエンタ側は、公式立場を通じて「垂れ幕の制作費用イシューに関して、誤った進行の方向で、感謝しなければならないファンの方々の心を傷つけた点、申し訳ない。最終選定され、垂れ幕の制作を進行してくれたファンの方々には別途にメールを通じて謝罪の言葉を伝え、この場を通じてもう一度、申し訳ないとお伝えしたい」と謝罪した。
またJYPエンタは、アイドルスター選手権大会の撮影現場で起きたスタッフの不適切な発言についても言及。「事実関係の把握の結果、本社で雇用した警護業者職員の誤った判断が作ったミスだったことを確認した。該当業者を雇用して適切に管理できなかった本社の責任がより大きいと判断し、現場で不快を感じたファンの方々、これを伝え聞いて幸せで当然な記念日を完全に楽しめなかったすべてのファンの方々に、心よりお詫び申し上げる」と頭を下げた。
なお『アイドルスター選手権大会』は、普段は見られないK-POPアイドルの運動神経や勝負欲などを見られるバラエティ番組。2010年秋夕に『アイドルスター陸上選手権大会』のタイトルで始まり、アーチェリー、シルム、eスポーツ、乗馬、フットサルなど、多様な種目を追加しながら毎年恒例の特番として話題を集めてきた。
JYPエンターテインメントの公式立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは、JYPエンターテインメントです。
今回の2022秋夕特集アイドルスター選手権大会と関連した進行が、スムーズでなかった点について申し訳ないという言葉をお伝えします。
まず、垂れ幕の制作費用イシューに関して、誤った進行の方向で、感謝しなければならないファンの方々の心を傷つけた点、申し訳ありません。最終選定され、垂れ幕の制作を進行してくれたファンの方々には別途にメールを通じて謝罪の言葉を伝え、この場を通じてもう一度、申し訳ないとお伝えしたいと思います。
さらに、2022秋夕特集アイドルスター選手権大会の撮影現場で起きたスタッフの発言に関して、謝罪申し上げます。
本社は撮影当日、SNSでとあるスタッフが「撮影を中断しなければファンレターを読む」という発言をしたという掲示文を発見し、内部のファンマーケティング担当者と共に事実関係を把握しました。行事や放送など多数の人員が集まって行われる外部スケジュールは、私たちのファンの皆さんがより安全で効率的に秩序を守って参加できるよう、外部専門業者に依頼して進めています。事実関係の把握の結果、本社で雇用した警護業者職員の誤った判断が作ったミスだったことを確認しました。
外部業者のイシューではあるものの、該当業者を雇用して適切に管理できなかった本社の責任がより大きいと判断し、現場で不快を感じたファンの方々、これを伝え聞いて幸せで当然な記念日を完全に楽しめなかったすべてのファンの方々に、心よりお詫び申し上げます。
今後は、Stray Kidsへの温かい心を送ってくださった場所で、不快感を与えることがないように、さらに注意いたします。
ありがとうございます。
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