飲酒運転による死亡事故と死体遺棄で物議を醸したタレント、チョ・ヒョンギ(64)の近況が伝えられた。
【画像】チョ・ヒョンギ、テレビに出るも”顔ぼかし”処理の瞬間
4月24日、俳優のハン・ジイルは自身のSNSに数枚の写真を投稿した。公開された写真には、高級車の運転席に座って明るい笑みを浮かべているチョ・ヒョンギの姿が写っていた。
1958年生まれのチョ・ヒョンギは、1982年にMBC第15期公開採用タレントとして芸能界デビューを果たしたが、1991年に飲酒運転で30代女性を死亡させたことがある。彼は事故後、死体を遺棄した疑いで懲役5年の刑を宣告された。
1993年に仮釈放されたチョ・ヒョンギは同年、ドラマ『お母さんの海』『リンゴ一つ星二つ』などで復帰。しかし2010年頃、インターネットの発達とオンラインコミュニティの成熟で過去の事件が掘り起こされ、再び物議を醸した。
以降、チョ・ヒョンギはさまざまな“ネットミーム”として言及され始め、“キラー・チョ”という不名誉な愛称で呼ばれ始めた。そして2017年のバラエティ番組『黄金の卵』を最後に視聴者の前から姿を消すこととなった。
そんななか、2023年1月に放送された『ラジオスター』800回記念特集では、イ・ギョンギュがゲスト出演した。この回では過去のバラエティ番組『イ・ギョンギュが行く』が参考映像として活用されたのだが、イ・ギョンギュのそばでコンビとして出演していたチョ・ヒョンギの顔は加工処理で消されていた。事実上の“テレビ出禁”タレントとなっていたわけだ。
また昨年10月、アメリカ・フィラデルフィアにあるコリアンタウンのフードコートで捉えられたチョ・ヒョンギと思われる男性の写真が、あるオンラインコミュニティに投稿され話題になったこともある。
当時、投稿者は「今日午後、甥がフィラデルフィアのコリアンタウンフードコートで周辺の人々がざわめいていたので、誰なのか写真を撮って聞いてきた」とし、「(チョ・ヒョンギは)ユーチューバーとして活動していたのに、あまりにも悪口ばかり言われるので辞めて、韓国を出てフィラデルフィアで暮らしているようです。周りの人がよく見るそうです」と説明していた。
このように、思わぬ形で久々の近況が伝えられたチョ・ヒョンギ。飲酒運転事故以降の“高級車愛”で三度話題を集めている。
(記事提供=OSEN)
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