事実上のテレビ“放映禁止”となった韓国芸能人3人…過去映像でも顔ぼかし処理、何をやらかした?

2023年01月21日 話題

タレントのチョ・ヒョンギの過去映像がテレビで放送されたのだが、彼の顔は見えないように処理されていた。

【写真】「性的暴行疑惑」が浮上した“韓国スター”一覧

自分が犯した飲酒運転ひき逃げ事件、そして死体遺棄という犯罪履歴によって、テレビで顔を出されることがなくなったのだ。

そんな屈辱的な処理を経験した韓国芸能人は少なくない。

テレビに映せない3人

去る1月18日に放送されたMBC『ラジオスター』第800回特集には、ゲストとしてイ・ギョンギュが出演した。

そんなか過去のバラエティ番組『イ・ギョンギュが行く』が映像として活用された。『イ・ギョンギュが行く』は2002年の日韓ワールドカップ当時、大きな人気を博した番組だ。だが、イ・ギョンギュのそばでコンビとして出演していたチョ・ヒョンギの顔は消された。

(画像MBC)顔をぼかし処理されたチョ・ヒョンギ(右)

チョ・ヒョンギが過去に犯した重大犯罪によって、MBCの自主審議意見で顔を露出させてはならない“審議意見芸能人”になったからだ。

チョ・ヒョンギは1991年8月に江原道にて泥酔状態で飲酒運転し、30代女性を死亡させたが、道路脇の森に遺体を遺棄し、車で寝ていたところを警察によって逮捕された。

特定犯罪加重処罰法違反(飲酒運転ひき逃げ傷害致死および死体遺棄の疑い)の容疑をかけられ、最高裁で懲役5年を言い渡されたが、1993年に金泳三(キム・ヨンサム)政権の仮釈放措置で1年で自由の身となった。

仮釈放された年にドラマとバラエティに復帰したが、2017年に放送されたMBN『黄金卵』を最後に事実上、韓国テレビ業界からは退場となった。

(写真提供=OSEN)左からチョ・ヒョンギ、シン・ジョンファン、コ・ヨンウク

常習海外遠征賭博と嘘の解明で物議を醸したタレントのシン・ジョンファンは、自分が育てた『ラジオスター』で顔を処理されてしまった。

MBC『セクションTV芸能通信』で「後悔に身震いするスターベスト10」を公開する過程で、『ラジオスター』の過去映像が使われたのだが、シン・ジョンファンの顔は“ぼやけて”現れた。

(画像=MBC)『ラジオスター』で顔を処理されたシン・ジョンファン

シン・ジョンファンは2010年、海外遠征賭博の疑いで懲役8カ月を言い渡されて拘束されたが、2011年12月に仮釈放された。しかし、その後も億ウォン台の詐欺容疑で訴えられるなど、絶えずスキャンダルに巻き込まれた。

賭博容疑で摘発される前にも、番組撮影に無断で参加せず、疑惑を受けるとファンカフェに「デング熱にかかった」という嘘の書き込みを掲載し、大衆を愚弄した。

韓国芸能人として初めて電子足輪(性犯罪者などを監視するために使用されるGPS受信機が内蔵された足輪)を着用するという不名誉を抱いたコ・ヨンウクも、ぼかし処理を避けられなかった。

2015年8月に放送されたバラエティ番組『名簿公開2015』で、大ヒットサマーソングの10位にRoo'Raの『3!4!』が選ばれたが、メンバーであるコ・ヨンウクの顔は消された。当時の韓国音楽界を牛耳っていたRoo'Raだったが、コ・ヨンウクも屈辱を避けることができなかった。

(画像=tvN)顔を消されたコ・ヨンウク(左2)

コ・ヨンウクは2010年7月から2012年12月まで、自分のオフィステルや乗用車などで未成年者3人を4回にわたって性的暴行および強制わいせつした疑いで拘束起訴された。

最高裁は2013年12月、コ・ヨンウクの上告を棄却して懲役2年6カ月の実刑と身元情報公開・告知5年、位置追跡電子装置(電子足輪)付着3年の刑などを宣告した。コ・ヨンウクは2015年8月に出所したが、隠遁生活を続けている。

自分の犯罪によってテレビに顔を映すことができなくなった元スターたち。自業自得であるだけに、同情は無用だろう。

(記事提供=OSEN)

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