ボーイズグループOMEGA X（オメガエックス）が所属事務所の代表から受けた暴言や暴行について、直接口を開いた。
【注目】「泣きたいほど不当な待遇」OMEGA Xの事務所代表が辞任
11月16日、OMEGA Xはソウル瑞草（ソチョ）区の弁護士会館で開かれた記者会見の席で、最近辞任した所属事務所カン代表から暴言や暴行を受けた事件について暴露した。
リーダーのジェハンは、「OMEGA Xとして活動しながら不当な待遇を受けてきたが、僕たちの夢を失うことになると思って我慢していた。ところが、これ以上は我慢できないと判断した」とし、「不当な待遇を受けながら活動するほど、夢を広げられないという気がした。世の中に声を出さなければならないと判断した」と述べた。
所属事務所代表から受けた“不当な待遇”について、ハンギョムは「（セクハラは）会社の飲み会でたくさんあった。“黒騎士”（飲み会などで女性が罰ゲームにあったときに身代わりになる男性のこと）をすると、プレゼントをくれる異常な文化があった」と話した。
続けて「黒騎士をしなければ、カン代表が拗ねたり睨んだりした。また翌日、僕たちに冷たく接するニュアンスをたくさん漂わせた。僕たちは次の活動のために、カン代表に気分を合わせながら飲み会にいた」と説明した。同じくセビンは「飲み会を拒否すれば次のアルバムはないとおっしゃった」と付け加えた。
OMEGA X側の弁護士は、「セクハラ発言も随時あったが、身体的な接触、例えば飲み会で太ももを触ったり息遣いが聞こえるほど顔を近づけたりもした。カン代表の行動は業務上威力に対する醜行に該当する」とし、「女性がやられたとすれば重罪として扱われただろう。刑事手続きを準備中」と説明した。
先立って10月23日に公開された録音ファイルを通じて、OMEGA Xが所属事務所の代表から暴言や暴行の被害を受けた事実が明らかになった。その録音記録には所属事務所の代表と推定され女性が、男性に向かって激しく叫ぶ声が含まれている。暴言はもちろん、暴行まであったと見られ、男性1人のすすり泣く声が多くの人々に衝撃を与えた。
所属事務所側は11月8日、「当社は今回の事態に対するすべての責任を痛感する。ツアー中に望ましくないことを起こした代表は自ら辞退した」とし、「メンバーたちと両親、OMEGA Xファンの方々に心より謝罪申し上げる。不十分な対応で失望させた点も申し訳ない」と謝罪した。
なおOMEGA Xは、2021年6月30日に1stミニアルバム『VAMOS』を発売してデビューした。今年10月には初のワールドツアー「CONECT : Don't give up」を成功させている。
■ファンの熱烈な愛に応える場面も…OMEGA Xの日本初公演が成功裏に終了
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