強制わいせつ容疑で裁判中のB.A.P出身ヒムチャン、また別の女性への同容疑で2年ぶり2度目の起訴

2022年10月27日 話題

かつて日本でも活動したボーイズグループB.A.P出身のヒムチャンが、強制わいせつ容疑の裁判中の身でありながら、また別件の強制わいせつ容疑で起訴された。

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10月27日、韓国法曹界によれば、ソウル西部地方検察庁が10月25日にヒムチャンを強制わいせつ容疑で不拘束起訴した。

ヒムチャンは今年4月、ソウル漢南洞(ハムナンドン)の居酒屋の外部階段で、女性2人に強制わいせつした疑いが持たれている。被害者たちは「ヒムチャンが携帯電話を突然持っていき、腰を抱えたり、胸を触ったりした感じがした」などと主張した。

ヒムチャンの法律代理人側は、仕方のない身体接触があったことは認めるが、性的な意図はなかったとの立場を発表した。しかし警察は強制わいせつが認められると見て、起訴した。

驚くべきことに、ヒムチャンは現在、強制わいせつ容疑で裁判中の身だ。

1審で懲役10カ月の宣告

ヒムチャン

2018年7月に京畿道・南楊州(ナムヤンジュ)のペンションで20代女性を強制わいせつした容疑を受け、在宅起訴されたヒムチャンは、1審で懲役10カ月、性暴行治療プログラム40時間履修の命令を宣告された。

ヒムチャンは1審が終わるまで強制わいせつ容疑を否認。被害女性に身体接触をしたのは事実だが、強制性があったわけではないと主張した。ヒムチャンは1審判決を不服として控訴した。

しかし今年4月の控訴審で容疑を認め、反省文を提出したりした。次の控訴審公判は11月15日に開かれる。

いずれにしても強制わいせつ容疑で裁判を受けている元アイドルが、再び同じ容疑で起訴されるという事態は前代未聞だろう。裁判の行方に注目だ。

◇ヒムチャン プロフィール

1990年4月19日生まれ。2012年に6人組グループB.A.Pのメンバーとしてデビュー。B.A.Pは2018年8月にメンバー2人が脱退し、2019年には残ったメンバーたちと所属事務所の契約が終わり、事実上の解散となった。ヒムチャンはソロ歌手として2020年10月25日に新曲を発表している。

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