2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。今回は“グンちゃん”の愛称で人気を呼んだ俳優チャン・グンソクの近況を紹介する。
主演ドラマ『美男<イケメン>ですね』(2009年)で韓国はもちろん、日本でもセンセーションを巻き起こし、人気を爆発させたチャン・グンソク。同作が日本で放送されたことをきっかけに、「第二のヨン様」「アジアのプリンス」と呼ばれ、新・韓流スターとして浮上した。
日本では“グンちゃん”の愛称で親しまれ、2011年には歌手デビュー。デビューシングルは海外アーティストとしては史上初となる週間シングルランキング1位を記録し、2012年にはファーストアルバムも発表している。
そんなチャン・グンソクだが、ここ最近はまったくその名を聞かなくなってしまった。韓国でもこれといった芸能活動をしていない。まさに消えてしまった韓流スターだが、それも当然。仕方ない。
というのも、チャン・グンソクは現在、韓国の成人男子の義務である“兵役”を務めるために、芸能活動を一時中止しているのだ。
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チャン・グンソクが突然の兵役入隊と芸能界休止を発表したのは、2018年7月6日。つまりちょうど1年前のことだが、その発表は驚きでもあった。
というのも、そもそもチャン・グンソクの兵役開始時期については、ファンはもちろん、メディアの関心事だった。
韓国の兵役法には「30歳を超えて兵役を延期できない」という条文があり、それに照らし合わせれば、1987年8月7日生まれのチャン・グンソクは昨年に入隊してもおかしくなかった。韓国で兵役はナイーブな問題だけに、一部では兵役免除資格を得たのではないかという憶測も流れたこともあったほどだ。
そんな中で2018年7月6日に事務所を通じて突然の兵役開始を発表。
しかも、それと併せてチャン・グンソクが隠し続けてきた衝撃の事実が明らかにされる。