ボーイズグループの「NCT」MARKとボーイズバンド「DAY6」ウォンピルが、それぞれソロデビューを果たし、存在感を発揮している。
MARKは2月4日、初のソロ曲『Child』をリリースした。
MARK自身の名前でソロ曲を出すのは2016年のデビュー以来初めてだ。
『Child』は、MARK自身が作詞・作曲に参加し、自分の深い悩みを率直に歌詞で表現したヒップホップジャンルの楽曲で、カナダ出身のMARK特有の早くて強烈なラップを予想したファンたちに新鮮な衝撃を与えた。
NCTの中でもMARKは、格別な存在感をを発揮してきた。メンバー間でも「MARKはグループのトレードマーク」と言われるほどのグループの活動に欠かせない中心メンバーだ。
いつのまにかデビュー7年目を迎えたMARKが、自分自身に対して誰よりも深く悩み、自分を探そうとする努力の跡が『Child』にはそのまま盛り込まれている。
「焦ってぎこちなくなるね」「I'm a child君が望んだ通りにはなれない」「人々が見つめる僕は誰なんだ」「壊しても壊したりない僕の責任感」といった“センチメンタル”な歌詞には、これまでのエネルギッシュでパワフルな“NCTのMARK”では発見できなかった新たな姿を感じる。
MARKのソロ曲を願っていたファンには、まさにプレゼントのような曲に違いないだろう。
一方で、DAY6のウォンピルも2月7日に1stフルアルバム『Pilmography』をリリースした。
デビューから6年5ヵ月を経てソロ活動に乗り出したのだ。
初のソロアルバムには10曲を収録し、クレジットに名を連ねた。
ウォンピルはデビューから7年の間に102曲の自作曲を発売し、今回のアルバムで計112曲を作曲したウォンピル。ボーカル、楽器演奏、作詞、作曲などに参加してきた幅広いアーティストであることを証明した。
ウォンピルは、ソロアーティストとして新しい魅力を伝えるよりも、DAY6のウォンピルとして「私が最も好きな音楽のジャンルが“DAY6”だ」とし、より深い感性と変わらぬ初心を伝えた。
ウォンピルが作詞・作曲に参加したリード曲『Voiceless』は、ボーカルの繊細で叙情的な感性がより盛り込まれている。ウォンピルの所属事務所JYPエンターテインメントの代表プロデューサー、J.Y.Parkことパク・ジニョンが「今までJYPからリリースされたバラード曲の中で1番だ」と絶賛したほどの名曲だ。
グループ、ユニットだけでなくソロとしても“信じて聴くDAY6”という名前にふさわしいウォンピル。今回のソロアルバムは、メンバー脱退や軍入隊などによるDAY6の活動の空白期間をさらに輝かせるための“余白”にしていると伝えた。
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