ボーイズグループATBOのリーダー、ジュンソクが、グループ解散に際し、ファンへ最後の別れのあいさつを伝えた。
ジュンソクは12月18日、自身のSNSに直筆の手紙と英語のメッセージを掲載し、ファンに向けた率直な思いを明かした。
手紙の中でジュンソクは、ATBOとしての最後の言葉を伝えるまでに何度も書き直したと切り出した。「この3年間、応援してくれたBOAT(ファン名)の存在のおかげで、身に余るほど多くの経験をすることができた」とし、「大きな愛を受けた分、より良い姿やステージで恩返ししたいという思いで活動してきた」と振り返った。その気持ちは常に本心だったともつづっている。
また、「長い空白の末に伝えるあいさつが、ATBOの最後を告げる言葉になってしまったことが、より一層胸を痛める」と率直な心境を吐露した。
ジュンソクは、「これからはそれぞれ別の道を歩むことになるものの、共に過ごした時間だけは変わらぬ大切な思い出として胸に刻み、その思い出を支えに前へ進んでいく」と付け加えた。
先立って12月17日、ATBOの所属事務所ISTエンターテインメントは、公式SNSを通じてグループ解散を正式に発表した。
事務所は、長い時間をかけてメンバーと率直な話し合いを重ねた末、専属契約を終了することを決定したと説明。各メンバーの将来や活動の方向性、夢や目標を慎重に検討した結果、アーティスト本人の意思を最優先に尊重する判断に至ったとしている。
サバイバル番組『THE ORIGIN -A, B, Or What?』を経て2022年にデビューしたATBOは、活動約3年で公式なグループ活動に幕を下ろすこととなった。
2023年11月にリリースされた1stシングル『MUST HAVE』以降、約2年間新曲リリースがなかったATBO。ファンからは、突然の解散発表とリーダー・ジュンソクの真心のこもったメッセージに惜しむ声が上がる一方、それぞれの道を歩み始めるメンバーたちの新たな未来にエールが送られている。
■ついにデビュー前に脱退するメンバーが…“いじめ疑惑”浮上のATBOが決断
前へ
次へ