特権?実力? デビュー5カ月のお嬢新人が“韓国の紅白歌合戦”でレジェンドの後継者に抜擢され賛否

2025年10月22日 話題

デビュー5カ月の新人アイドルが、年末の音楽特番のMCに抜擢されたとして注目を集めている。

【写真】“お嬢様”が異例のK-POP界デビュー

ただし、その人物が財閥会長の血縁であること、そして10年間同番組の象徴的存在だったレジェンドアイドルの後任であることが、賛否両論を呼んでいる。

芸能事務所THE BLACK LABELは10月21日、「ALLDAY PROJECTのアニーが『MBC歌謡大祭典』のMCに決定した」と発表。彼女は3年連続で司会を務めるSHINeeのミンホとともに、年末特番の生放送をリードする予定だ。

前任の少女時代・ユナは、2015年から昨年まで大晦日放送の同番組のMCを務め、安定した進行力と洗練されたステージマナーで高く評価されてきた。その後任に、デビューからわずか5カ月の新人が抜擢されたことから、ネット上では「特権ではないか」「新鮮な顔ぶれでいい」といった賛否が入り混じっている。

ALLDAY PROJECT・アニー
(写真提供=OSEN)アニー

通常の音楽番組でMCを務めた経験がない新人の起用を“特別待遇”と見る声がある一方で、ALLDAY PROJECTが今年最も注目された新人グループだっただけに、「象徴的な選択」とする意見も少なくない。ベテランと新人、経験と新鮮さをどう共存させるかが焦点となりそうだ。

アニーことムン・ソユンは米コロンビア大学で美術史と視覚芸術を専攻し、今年6月に男女混合グループALLDAY PROJECTの一員としてデビュー。1stシングルがヒットし、K-POP界の新星として注目を集めている。

そんな彼女にデビュー当時から付きまとっていたのが、「財閥4世アイドル」という肩書きだ。大手百貨店を中心とする財閥「新世界グループ」のチョン・ユギョン会長の長女であり、同グループのイ・ミョンヒ統括会長の孫娘にあたる。

それが今回の異例のMC抜擢によって、再び注目を集める結果となった。

少女時代・ユナ
(写真提供=OSEN)ユナ

“特権論争”を乗り越えて後継者として認められるのか。その答えは大晦日の生放送で明らかになるだろう。番組側は、このタイミングでの話題性に静かにほくそ笑んでいるかもしれない。

◇ユナ プロフィール

1990年5月30日生まれ。本名はイム・ユナ。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。グループでは「少女時代の顔」としてセンターを担当。絶対的な存在感を見せ、韓国だけでなくアジア諸国、日本、欧米からの人気も高い。女優業も活発で、2019年に公開された主演映画『EXIT』は累計観客動員数900万人を突破する反響を得た。

◇アニー(ANNIE)プロフィール

2002年1月23日生まれ、本名ムン・ソユン。韓国の財閥序列11位(2025年現在)である「新世界グループ」のイ・ミョンヒ総括会長の孫で、株式会社新世界チョン・ユギョン会長の長女。小学校卒業後はアメリカに留学し、コロンビア大学に進学しており、現在は休学中だ。2024年2月、THEBLACKLABELの練習生らと一緒にいる写真が出回り、話題に。2025年6月23日、5人組の男女混合グループ「ALLDAY PROJECT」のメンバーとしてデビューした。

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