陸上の男子400mリレーで金メダルを獲得した韓国代表メンバーに、人気ドラマ『太陽の末裔』に出演した“子役出身”選手がいることがわかった。
7月27日(現地時間)にドイツで行われた「FISUワールドユニバーシティゲームズ」の男子400mリレー決勝では、韓国が39秒50で金メダルを獲得した。
韓国陸上が男子リレーを含むリレー種目において、世界規模の大会で金メダルを獲得するのは今回が史上初の快挙だ。
そんななか、同競技で韓国の第2走者を務めたナマディ・ジョエル・ジン(19)の過去の経歴が注目を浴びている。
というのも、ジョエル・ジンは2016年に韓国で空前のブーム巻き起こし、日本でも大人気を博したドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』に子役として出演したことがあるのだ。
俳優ソン・ジュンギ、女優ソン・ヘギョが主演を務めた同作で、ジョエル・ジンはユ・シジン大尉(演者ソン・ジュンギ)らが派兵された架空の国「ウルク」に住む少年役を演じた。
当時、ジョエル・ジンが演じた少年は、胸部外科研修医のイ・チフン(演者SHINee・オンユ)から靴をプレゼントされるも「これじゃなくてヤギを買って。ヤギを育てたい」とのセリフを発したことで、「ヤギの少年」との別名が付けられていた。
なお、ジョエル・ジンは2006年2月6日生まれの19歳。ナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持ち、小学5年生から陸上を始めた。
今年5月に韓国・亀尾(クミ)で開催された「アジア陸上選手権」の男子400mリレーでは、韓国新記録となる38秒49を打ち立て、金メダルを獲得している。
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