ラッパー兼俳優ヤン・ドングンが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の戒厳令を擁護した牧師が主催した行事に参加し、批判されると、意味深長な言葉を残した。
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8月2日、ヤン・ドングンは自身のSNSに「君を信じた自分がクソ野郎だ。皆、思う存分失望して思う存分悪口を言って。君たちにはそんな自由がある。自分が極端な選択をするのはちょっとあれじゃない?」という文章とともに写真を投稿した。
公開された写真のなかのヤン・ドングンは、子供といたずらをしており、白いマーカーで額に「クソ野郎」と書いた。両頬には指で侮辱を意味するマークが刻まれている。
先立って、ヤン・ドングンは「Wash it Whiter than snow(雪よりもさらに白く罪を洗い流せ)」という文章とともに動画を投稿した。
この動画には去る7月30日、釜山(プサン)セゲロ教会でソン・ヒョンボ牧師が主催した青少年・青年キャンプで自身が所属するCCMの公演団とパフォーマンスをする姿が盛り込まれた。
敬虔なキリスト教徒として知られているヤン・ドングンは「非常に恩恵を受けた時間でした」という感想を伝えたが、公演を主催したソン・ヒョンボ牧師は尹錫悦前大統領の戒厳令を擁護し、不正選挙の陰謀論を信じるような発言をしたキリスト教界を代表する強硬な保守派の牧師だ。
彼は、同公演に参加し、戒厳令を擁護しているのではないかという疑惑を受けた。
これに対し、所属事務所側は「ソン牧師と個人的な関係はない。純粋な信仰心でキリスト教の行事に参加した」と釈明したが、さらに物議を醸した。これに対し、ヤン・ドングンは過激な表現で残念な気持ちを表し、批判を甘受した。
なお、ヤン・ドングンは最近、Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム2』『イカゲーム3』に出演した。
(記事提供=OSEN)
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