元KARAギュリやWINNERミノに批判の声。コロナ再拡散が芸能界にも飛び火

ソウル・梨泰院(イテウォン)のクラブで始まった新型コロナウイルス19の感染拡大が、芸能界にも飛び火している。

SNS上では最近、梨泰院にあるバーに有名アイドルグループのメンバーA氏と他のグループメンバー、B氏が明け方までいたという目撃談が広まった。

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A氏とB氏の所属事務所側は「アーティストのプライバシーについては確認が難しい」とコメントを慎んでいる。単なるプライベートの訪問だったという意見もあるが、社会的距離を取らなければならない期間中に多くの人が集まるバーを訪れたことが、芳しくないという意見も上がった。

これに先立ち、クラブを訪れたことが発覚された芸能人らは謝罪を伝えた。ガールズグループKARA出身のパク・ギュリが5月2日、梨泰院クラブを訪問した事実が確認され、非難を浴びたのだ。

パク・ギュリは事務所を通じて「社会的距離を取るべき期間にルールを守らなかった点について深く反省し、お詫びしたい」と発表した。パク・ギュリは検査の結果、陰性判定を受けて自宅隔離中である。

(左から)元KARAのパク・ギュリ、WINNERのMINO

WINNERのMINO(ミノ)も5月3日、江原道・襄陽(ヤンヤン)のクラブを訪れ、ライブ公演を行ったことで波紋を呼んだ。

これに対し、所属事務所のYGエンターテインメント側は「多くの方々にご心配をおかけして、申し訳ない。当社は今後、所属アーティストが個人の衛生規則とソーシャルディスタンスの実施を徹底できるよう、格別な注意を払う」と謝罪した。

無実のタレントに火の粉が飛んだケースもある。

長い間、梨泰院で飲食店を経営してきたタレントのホン・ソクチョンに対し、一部のネット民は「今年の2月のコロナ19拡散当時、ホン・ソクチョンは宗教団体に対して批判の声を上げていたが、今回は静かだ」と非難の声を上げた。

これを受け、ホン・ソクチョンは自身のSNSに「性的少数者が今は勇気を出す時期。梨泰院に定着した人として、今回の事態が残念で心配だ。検診を受けずに連絡が取れない人が多いことを最も憂慮している」と、積極的に検査に臨むことを呼びかけた。

2AM出身の歌手チョ・グォンにも非難の矢が向けられた。

チョ・グォンは、SNSに寄せられた「先週クラブに行ったことについて釈明してほしい」というコメントに対し、「悪いけど行ってないです。名誉毀損でスクリーンショットしてサイバー捜査隊に送ります」と不快感を示している。

多くの芸能人が防疫一線で最善を尽くしている医療陣への感謝を気持ちを伝える「おかげでチャンレンジ」を続けるといった模範的行動で努力するなか、一部芸能人による不用意な姿は、非難せざるを得ないという意見が多い。

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