新型コロナの再拡散でK-POP業界が再び赤信号。“損害額は増えるばかり”

2020年05月13日 K-POP

韓国内で新型コロナウイルスの再拡散リスクが高まったなか、K-POP界にも再び赤信号が灯った。

ソウル梨泰院(イテウォン)のクラブで発生した集団感染によって収束を見せていた新型コロナ19が再び全国に広がり、K-POP界も事態の行方を注視している。

【全文】元KARAギュリ、コロナ集団感染のクラブ訪問「自宅隔離中」

新型コロナ19の新規感染者は、5月3日の18人を除けば、4月29日から5月7日まで一桁を維持していた。

そのため、一部では今月末、または来月からコンサートやファンミーティングなど対面イベントの再開が期待されていたが、今回の事態で再び延期や中止が避けられない状況だ。

現在、5月末と6月に予定されたコンサートが日程を再調整しているが、すでに1、2回延期された公演や全国規模のコンサートは調整が難航しており、最悪の場合は一部中止もやむをえない状況だ。

5月1日、韓国音楽レーベル産業協会が集計した資料によると、今年2月から4月まで開催予定だったイベントのうち73件が延期または中止となり、損害額だけで約62億7000万ウォン(約6億2700万円)に達するという。このような状況が続けば損害額は次第に増えるとみられる。

イベント関係者は「現在は持ちこたえるしかないが、延期された公演もこのような状況が続けば、中止せざるを得ない。 下半期に公演を再開しても蓄積された被害によって公演産業そのものが揺らぐか、中小企業は倒産する可能性が高い」と述べた。

現在、観客なしで行われている音楽番組やバラエティ番組の収録も、慎重に公開放送の再開を模索していたが、今回の事態を受けて非公開を続ける方針だ。

とある関係者は「新型コロナ19が収束に向かい、少しずつ正常化を期待していたが、梨泰院クラブでの新型コロナ19集団感染により、もう少し事態を見守る必要がありそうだ」と懸念の声を上げた。

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