ガールズグループFin.K.L出身の女優ソン・ユリが活動を再開する。
韓国の通販チャンネル「GSホームショッピング」は最近、公式SNSを通じて「この後ろ姿、誰だかわかる？韓国の“レジェンド憧れアイコン”が登場！どこかで見たことのあるこの姿…本当にあの人？ピンときたら今すぐ答えてみて」とのメッセージとともに、新番組のローンチ映像を公開した。
動画とともに、“元祖妖精”、“『千年の愛』”、“『ヒーリングキャンプ』”という3つのヒントも提示された。これを見たネットユーザーの間では、出演者はソン・ユリではないかという推測が広がった。
ソン・ユリはFin.K.L時代、“元祖妖精”と呼ばれていた存在であり、『千年の愛』は2003年に彼女が出演したドラマ、『ヒーリングキャンプ』はイ・ギョンギュらとともにMCを務めた人気トーク番組である。
そんななか、あるレンタルスペース運営会社もGSホームショッピングの撮影に登場したソン・ユリの姿を公開し、「自分の家で芸能人に会えるなんて不思議でしたし、撮影の雰囲気も本当に良かったです」と撮影の様子を伝えた。
今回の復帰は、元プロゴルファーの夫アン・ソンヒョン氏が収監されてから、約4カ月ぶりのこと。ソン・ユリは2017年に結婚し、2022年には双子の娘を出産している。
アン・ソンヒョン氏は、暗号資産取引所「Bithumb（ビッサム）」の実質オーナーとされるカン・ジョンヒョン氏から、コイン上場に関する便宜を依頼される見返りとして、現金30億ウォン（約3億円）や、約4億ウォン（約4000万円）相当の高級腕時計2本、高級レストランのメンバーシップカードなどを受け取った疑いが持たれている。
昨年12月26日、ソウル南部地裁・刑事合議11部は、詐欺および背任収賄の罪で起訴されたアン・ソンヒョンに対し、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡し、そのまま法廷で身柄を拘束した。
ソン・ユリは2023年4月に放送が終了したKBS2のバラエティ番組『別れもリコールできますか？』以降、芸能活動を休止していた。この間、夫の収監によって双子の育児と面会支援を一人で担ってきたソン・ユリは、4カ月ぶりに公の場に姿を現し、“一家の大黒柱”として再び歩み始めた。
（記事提供＝OSEN）
◇ソン・ユリ プロフィール
1981年3月3日生まれ。ドイツ・テュービンゲン出身。1998年にアイドルグループFin.K.L（ピンクル）のメンバーとして芸能界デビューし、“歌謡界の妖精”と称され、大人気を博す。2002年のドラマ『バッドガールズ』で女優デビュー。その後もドラマ『ある素敵な日』（2006）、映画『チャ刑事』（2012）などで女優として活動する一方、低所得者層や困難な生活を送る青少年などに向けたボランティア活動を精力的に行っている。
前へ
次へ
