ガールズグループFin.K.L出身の女優ソン・ユリに、再び火の粉が飛んだ。
韓国の仮想通貨取引所「bithumb」の“実質的な所有者”という疑惑を受けている、女優パク・ミニョンの元恋人カン氏の車両名義が、ソン・ユリの夫アン・ソンヒョンの名義になっているという疑惑に続き、今回はソン・ユリが代表者の化粧品会社にbithumb関係会社が巨額の投資を行った事実が明らかになった。
11月15日、ソン・ユリが代表者となっている化粧品会社「YULLIAEL」がbithumbの関係会社であるバケットスタジオから30億ウォン(約3億円)に達する投資を受けたという事実が知らされた。
バケットスタジオは、bithumbを運営する「bithumbコリア」の大株主である「bithumbホールディングス」の親会社格で、ソン・ユリが以前所属していた事務所だ。バケットスタジオは最近、bithumbに関連する議論が提起され、押収捜索を受けて役員が拘束された。拘束された役員は、検察がbithumb関係会社に対する強制捜査に入る直前、会社の主要資料を盗み出し、CCTV保存画面を削除した疑いを持たれている。
ソン・ユリの前所属事務所であっただけに、30億ウォンに達する巨額の投資が行われたという部分と相まって疑惑の目を避けられなかった。
これに対してYULLIAEL側は、「バケットスタジオから投資を受けたのは事実だが、カン氏がバケットスタジオと関連しているという事実を知って投資金をすぐに返還した。企業のイメージに合わない選択だと判断した」と明らかにした。
YULLIAEL側によると、ソン・ユリは代表者として名を連ねたが、同業関係であり、経営には参加せずにデザインとマーケティング部分に関わっている。
これでbithumbの実質的な所有者疑惑を受けているカン氏によって、ソン・ユリは2度の疑惑を受けることになった。
先立ってカン氏が乗っている3億ウォン(約3000万円)台のベンツの車両名義がソン・ユリの夫アン・ソンヒョンの名義になっているという点で、疑惑がふくらんだ。それについてソン・ユリ側は、「2人が知り合いであることは知っているが、詳しい親交はわからない」と釈明した。
夫とカン氏の親交説に続き、今度は自身が代表者となっている会社が投資を受けた事実が知らされ、ソン・ユリは再びカン氏に関する議論に登場することになった。
それだけでなく、現在所属している芸能事務所イニシャルエンターテインメントの代表キム氏がbithumbの筆頭株主「vidente」の主要投資家という疑惑も提起された。これに対して所属事務所側は「(代表の)個人的な投資は把握しにくい」とし、前所属事務所バケットスタジオと関連しては「bithumbと関連した会社であることがわからなかった」と釈明した。
カン氏に対して一線を引いてはいるが、引き続き議論が提起されるたびに名前が挙がっている状況だ。ソン・ユリにとっては困惑するばかりだ。
(記事提供=OSEN)
◇ソン・ユリ プロフィール
1981年3月3日生まれ。ドイツ・テュービンゲン出身。1998年にアイドルグループFin.K.L(ピンクル)のメンバーとして芸能界デビューし、“歌謡界の妖精”と称され、大人気を博す。そして2002年のドラマ『バッドガールズ』で女優デビュー。その後もドラマ『ある素敵な日』(2006)、映画『チャ刑事』(2012)などで女優として活動する一方、低所得者層や困難な生活を送る青少年などに向けたボランティア活動を精力的に行っている。
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