韓国ケーブルテレビ局tvNの水木曜のドラマ枠が復活する。同時間帯で人気を博した『ソンジェ背負って走れ』の後を継ぐラブコメディで、視聴者の心を狙い撃ちする予定だ。
12月1日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材によると、tvNは来年下半期から水木ドラマを再び編成するという。tvNが最後に同枠でドラマを放送したのは、昨年4~5月の『スティーラー~七つの朝鮮通宝~』だ。
tvNが同枠を復活させることで、一週間のドラマ枠は月火、水木、土日の3つとなる。これはドラマ本数が減少する前の2020年代以前の構成と同じだ。
この流れに伴い、制作会社スタジオドラゴンの年間制作本数も5本以上増加すると予想される。これは、『ジョンニョン:スター誕生』や、TVINGオリジナルシリーズ『良いが悪い、ドンジェ』などが好結果を収めたことも影響している。スタジオドラゴンは第3四半期の業績発表において、1話あたり20億ウォン(約2億1000万円)以上が投入される大型作品を年間7本以上制作し、四半期ごとに1本以上公開する計画だと明らかにしている。
この計画の中で、来年のtvNの水木ドラマのラインナップは、『ソンジェ背負って走れ』のようなラブコメディやロマンス作品が中心になると見られている。
『ソンジェ背負って走れ』は今年春に放送された月火ドラマで、ビョン・ウソクとキム・ヘユンが主演を務めたラブコメディ。最高視聴率5.8%と控えめだったものの、動画配信サービスでの視聴数、SNSやインターネットでの話題性、OST(劇中歌)の人気度、グッズ販売などで大成功を収め、視聴率以上の話題性を引き起こした。
特に主演のビョン・ウソクは一躍スターダムに駆け上がり、現在では韓流スターとしての地位を確立している。こうした状況に関してtvNの関係者は『OSEN』に、「来年下半期に水木ドラマが編成される計画はあるが、具体的な内容はまだ議論中で確定していない」との立場を明らかにした。
2年ぶりに水木ドラマに戻ってくるtvNは、2025年6月以降に新作を披露する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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