元妻に“性売買疑惑”を暴露され、暫定的に活動を中断した韓国ロックバンドFTISLAND(エフティー・アイランド)メンバーのチェ・ミンファンが、強制わいせつ容疑で追加告発された。
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ソウル江南(カンナム)警察署は10月29日、「チェ・ミンファンを強制わいせつ容疑で捜査してほしい」という告発状が受け付けられたため、立件前調査(内偵調査)に着手したことを明らかにした。
オンライン民願処理システム「国民申聞鼓」を通じてチェ・ミンファンを性暴力処罰法(親族関係による強制わいせつ)違反の容疑で捜査依頼した告発人は、「チェ・ミンファンが家族と一緒にいる場で妻ユルヒの胸や重要な部位に触ったことは、性的自己決定権に符合せず、強制わいせつ罪の犯罪構成要件に該当すると判断される」と主張している。
これに先立ち、チェ・ミンファンの元妻でガールズグループLABOUM出身のユルヒは、自身のYouTubeチャンネルを通じて公開した動画内で、チェ・ミンファンが風俗店に出入りし、性売買をしていたという主張を伝えた。
ユルヒは「離婚の1年前頃、とても大きな事件があった。(元夫の実家で)私の陰口を聞いたこともあった。(元夫が)家族の前で自分の体を触ったり、酒で酔ってお金を(胸に)差し込んだこともある。家族が目の前にいるのに、私の“重要な部位”を触ったり胸をかきむしったりもした。お酒を飲んだから激しくなったんだなと思ったよ。家族同士で18禁の話もするので、気兼ねないと感じたが、パズルがはまった。こういうのは直せないんだと思った」と、チェ・ミンファンの行動を暴露した。
加えて、チェ・ミンファンが“性売買”をしていると思われる証拠の録音記録も公開された。2022年に記録されたものだという音声には、チェ・ミンファンがほかの男性と通話で「こっそり出てきた」「お嬢さんはいるか」「よろしくお願いする」「とても遊びたい」「お金を送るようテレグラムで知らせてほしい」と話す声が含まれ、ファンに衝撃を与えていた。
その後、江南警察署は性売買処罰法などの容疑でチェ・ミンファンに対する立件前調査に着手した。
また、FTISLANDが所属するFNCエンターテインメントは10月25日、「夫婦問題と関連した個人の私生活に対し、当社が詳細に把握することは難しいが、チェ・ミンファンは多くの大衆と視聴者の方々に失望を与えた点に対して責任を感じており、子どもたちと出演している番組をはじめとするすべてのメディア活動を中断しようと思う」とし、チェ・ミンファンの活動中断を発表した。
そして本日(29日)、「当社はFTISLANDの今後の活動について深く議論した結果、暫定的に2人体制(イ・ホンギ、イ・ジェジン)で活動を継続することに決めた。11月2日からのドラムポジションはセッションに代替され、イ・ホンギ(ボーカル)、イ・ジェジン(ベース)は熱心に準備しただけに、公演は支障なく行う予定だ」とし、FTISLANDがチェ・ミンファンを除く2人体制で暫定的に活動することを発表していた。
なお、チェ・ミンファンとユルヒは2017年9月に交際が発覚。同年11月にユルヒが当時所属したLABOUMを脱退し、翌2018年1月に結婚が発表されると、ユルヒが当時20歳だったこともあって“最年少アイドル夫婦”と話題を集めた。
その後、2018年5月に長男、2020年2月には双子の娘が誕生し、夫婦でバラエティ番組に出演するなどして注目されたが、2023年12月に離婚を発表した。
3人の子どもの養育権を持ったチェ・ミンファンはその後、KBS2の育児バラエティ番組『スーパーマンが帰ってきた』に出演し、シングルファザーとして育児に励む日常を公開した。一方のユルヒは最近、TV朝鮮で放送されたバラエティ番組『もう一人だ』(原題)で離婚に至った過程や独身生活を送る近況を公開し、注目を集めていた。
(記事提供=OSEN)
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