韓国の大ヒット映画『インサイダーズ/内部者たち』(以下、『内部者たち』)のドラマ化が決定したなか、俳優ソン・ガンホの出演が確定した。
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9月12日、制作会社ハイブメディアコープによると、ソン・ガンホは2025年クランクイン予定の『内部者たち』ドラマ版に出演する。
韓国で2015年11月、日本で2016年3月に公開された映画『内部者たち』は、「第53回大鐘賞映画祭」最優秀作品賞、脚本賞、企画賞、「第37回青龍映画賞」最優秀作品賞などを受賞したヒット作だ。作品の質の高さが評価されたうえ、韓国のR指定映画で歴代最高の興行成績を残した。
物語の世界観を拡張させ、シリーズとして制作される『内部者たち』は1980~90年代の事件と人物を織り交ぜた映画版の物語を扱う。演出は『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』『夫婦の世界』『ミスティ~愛の真実~』などのドラマを手掛けたモ・ワンイル監督が担う。
作中のソン・ガンホは、政府を動かそうと組織を作る人物イ・ガンヒを演じる。
これまでソン・ガンホは、『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手 約束は海を越えて』『弁護人』『グエムル-漢江の怪物-』など、数多くの大ヒット映画に出演し、名実ともに韓国映画界を代表する国民的俳優として位置づけられた。
また、『ベイビー・ブローカー』で「第75回カンヌ国際映画祭」主演男優賞を受賞するなど、世界的な俳優として名を轟かせた。そのため、今作でもイ・ガンヒ役として圧倒的な演技を見せてくれるものと期待を集めている。
モ・ワンイル監督とのシナジーも期待される。監督はキャラクターの心理状態と張りつめた作品の雰囲気を細かく表現する演出で、「第56回百想芸術大賞」でテレビ部門演出賞を受賞したことがある。
そして、脚本は『モガディシュ 脱出までの14日間』『暗殺』『10人の泥棒たち』などの映画を手掛けたイ・ギチョル作家が担い、内容の濃いストーリーとテンポの良い展開で視聴者を没入させる見通しだ。
なお、『内部者たち』ドラマ版の制作は『ソウルの春』『ただ悪より救いたまえ』『KCIA 南山の部長たち』など、時代に対する鋭い洞察力を基盤にエンタメ性と作品の質の高さを兼ね備えた大胆な映画を手掛けてきたハイブメディアコープが務める。
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