イ・ソンギュンさん、G-DRAGONを巡る有名人の麻薬捜査が事実上終結した。
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8月22日、現地警察などによると、昨年世間を騒がせた有名人の麻薬疑惑事件は、捜査線上に上がった11人のうち5人が送検されたという。
その5人の中には、麻薬を投薬の疑いと、イ・ソンギュンさんから3億ウォン(約3300万円)を脅し取った疑いが持たれている遊興店の女性室長、麻薬を渡した医師などが含まれている。
仁川(インチョン)地検は5人のうち、女性室長と医師、イ・ソンギュンさん脅迫犯の3人を起訴し、残った遊興店の女性従業員と作曲家は、ソウル中央地検と水原(スウォン)地検・安養(アニャン)支庁に引き渡された。
また送検されなかった6人のうち、財閥血縁者は他地域の署に事件が移牒され、残りの一部は不送致決定を受けたことが分かった。さらに、警察は捜査線上に上がった残りの6人の処分結果は公開しないという方針を明らかにした。
先立って昨年10月、地方紙の報道により、警察がイ・ソンギュンさんの麻薬疑惑の内偵捜査段階であることが報じられた。
イ・ソンギュンさんは計3回の取り調べを受ける過程で悔しさを吐露し、嘘発見器の使用を要請したこともあった。2回目の取り調べでは、「遊興店の室長が私を騙して薬を渡した」「麻薬だとは知らなかった」という趣旨の主張をし、犯行の故意性を否認した。
実際に麻薬検査では陰性判定を受けた。だが捜査中にこの世を去り、昨年12月に「公訴権なし」の処分を受けた。
この過程で警察は、G-DRAGONが昨年12月にソウル江南(カンナム)の遊興店で麻薬を投薬したという情報を手に入れ、捜査に着手したというニュースも伝えられた。
G-DRAGONは立件直後から容疑を強く否定し、警察に自ら出頭して取り調べを受けたりもした。以降、警察が行った麻薬試薬検査と国立科学捜査研究院の精密鑑定でも全て陰性判定を受け、G-DRAGONに対する事件は疑惑なしで終わった。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ソンギュンさん プロフィール
1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。2023年12月27日、48歳でこの世を去った。
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