韓国代表MFヤン・ヒョンジュン(21)が、セルティック同僚の日本代表MF旗手怜央(26)の早期回復を願った。
ヤン・ヒョンジュンは2月3日(日本時間)、カタール・アル=ラクワのアル・ジャヌーブ・スタジアムで行われたアジアカップ準々決勝オーストラリア代表戦で、後半40分にDFキム・テファン(34、全北現代モータース)との交代で途中出場。
今大会初出場、それも本職のウィングとは違うウィングバックでの起用だったが、スピードあるドリブルと積極的な突破でチームの2-1の逆転勝利に貢献した。
試合後、「勝利してとても気分が良い。負けている状況で出場したが、結果的に逆転できて嬉しい」と振り返ったヤン・ヒョンジュン。
また、投入時の心境については「かなり緊張したが、監督が常に“チームの助けになる準備をしておけ”と話してくれた。そして今回、こうして良い結果を生み出すができて気分が良い」と伝えた。
そんなヤン・ヒョンジュンは、セルティック同僚である旗手が負傷交代を余儀なくされた日本代表の決勝トーナメント1回戦バーレーン代表戦を見ていたという。
当時、先発出場した旗手は前半35分にプレー続行が不可能となり、MF守田英正(28、スポルティング)と交代。試合後、右ふくらはぎの肉離れと診断された。
「レオがハムストリング負傷から復帰してまだ間もないのに、今度はふくらはぎを負傷して本当に惜しく思う」というヤン・ヒョンジュンは、旗手とは個人的に連絡は取っていないとしつつも、「チームでも重要な選手として頑張っていたし、個人的に自分が好きな選手なので心が痛い。早く怪我を治療して復帰してほしい」と早期回復を願っていた。
なお、韓国代表は次戦、2月7日(日本時間)にアフメド・ビン・アリ・スタジアムでヨルダン代表との準決勝を戦う。
(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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