韓国バレーボール連盟(KOVO)が、禁止事項を違反したVリーグ審判に対し除名処分を下した。
KOVOは11月24日、「審判A氏の金銭借用要請の事実の情報提供を受けた後、本件に関して14チーム及び審判全員を対象に全数調査を実施した。その結果、審判A氏が2チームの関係者に金銭借用を要請した事実などを確認し、本日午前、審判A氏の審判含む姿勢及び禁止事項違反に対する賞罰委員会を開催した」と発表した。
KOVOは、事件の情況と懲戒及び制裁金賦課基準の適用可否を把握するために賞罰委員会を開催し、適切な措置がなされるようにした。
上記の件と関連し、該当者である審判A氏の陳述と疎明を聴取した結果、審判A氏はチーム関係者及び審判に金銭借用の要請と、シーズン中のチーム関係者との非公式的な接触を認めた。
賞罰委員会は、審判がチーム関係者に非公式に接触し、金銭借用を要請した行為は、プロリーグの公正性を毀損しかねない深刻な行為だと判断した。
また、二度と類似の違反行為が再発しないよう厳重に制裁することで決定し、KOVO審判規定第12条(服務姿勢)3項、審判規則第3条(品位維持)、第4条(禁止事項)及び制裁金、反則金賦課基準(一般)11.連盟及びチーム所属構成員の禁止事項違反5番(その他品位損傷行為)に基づき、満場一致で審判A氏に除名処分を下した。
賞罰委員会は処分決定に際し、KOVOにより一層徹底した審判管理及び運営に万全を期することをお願いした。
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