Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、9月23~24日に行われたKリーグ1(1部)第31節、Kリーグ2(2部)第33節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第31節MVPはFCソウルのMFイ・スンモ(25)だ。
イ・スンモは9月23日、済州(チェジュ)ワールドカップ競技場で行われた済州ユナイテッド戦で2ゴールを決め、チームを3-1の勝利に導いた。
同日、イ・スンモは前半40分にミドルシュートを突き刺して先制ゴールを決めると、後半4分にはブラジル人FWウィリアン(29)のスルーパスに抜け出し、相手GKとの1対1を制して追加点をマークした。
ベストマッチは、24日に水原(スウォン)総合運動場で行われた水原FC対蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)の試合だ。
試合はMFイ・ドンギョン(26)とMF江坂任(31)の得点で蔚山が2点リードしたが、水原FCがFWオ・インピョ(26)とブラジル人FWヴァウテルソン(28)の得点ですぐに同点に追いつく。
その後も両チーム熾烈な攻防戦を繰り広げた末、最後はFWチュ・ミンギュ(33)の値千金の決勝ゴールにより、蔚山が3-2で勝利した。
ベストチームは大田(テジョン)ハナシチズンだ。
大田は23日、大田ワールドカップ競技場で水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス相手にFWキム・インギュン(25)、FWユ・ガンヒョン(27)、ブラジル人FWチアゴ(29)がゴールを決め、3-1で勝利した。
なお、ベストイレブンにはMFチュ・セジョン(32)のほか、DFチョ・ユミン(26)、GKイ・チャングン(30)の3人が選出された。
Kリーグ2第33節のMVPは金泉尚武(キムチョン・サンム)のFWチョン・チイン(26)だ。
チョン・チインは23日、金泉総合運動場で行われたFC安養(アニャン)戦でハットトリックを記録し、チームを4-1の大勝に導いた。
ベストマッチは、24日に木洞(モクドン)総合運動場で行われたソウルイーランドFC対安山(アンサン)グリナースの試合だ。
試合は後半16分までにソウルイーランドが2点リードするも、その後安山が一挙3ゴールを決めて逆転に成功。後半アディショナルタイムにはソウルイーランドが一度同点に追いついた後、安山のFWユン・ジュテ(33)が決勝ゴールを決め、最終的に安山が4-3で勝利した。
痛快な大逆転劇で勝利を収めた安山は、ベストチームにも選出された。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:スタニスラフ・イリュチェンコ(FCソウル)、イ・ドンギョン(蔚山現代)
MF:グスタフ・ルドヴィグソン(蔚山現代)、チュ・セジョン(大田ハナシチズン)、イ・スンモ(FCソウル)、ウィリアン(FCソウル)
DF:イ・ミョンジェ(蔚山現代)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、チョン・スンヒョン(蔚山現代)、アン・ヒョンボム(全北現代モータース)
GK:イ・チャングン(大田ハナシチズン)
―Kリーグ2
FW:チョン・チイン(金泉尚武)、チョン・ジェミン(安山グリナース)、パウリーニョ(天安シティFC)
MF:ウォン・ドゥジェ(金泉尚武)、ユン・ジュテ(安山グリナース)、ヤン・ジフン(忠北清州FC)
DF:キム・ミョンスン(忠北清州FC)、ニルソン(富川FC 1995)、キム・テハン(金浦FC)、ユン・ジョンギュ(金泉尚武)
GK:カン・ヒョンム(金泉尚武)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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