大邱(テグ)FCのDFファン・ジェウォン(20)が、2023年シーズン4月の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」を受賞した。
「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」は韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)が慶南(キョンナム)製薬の後援を受けて2021年に新設した賞で、Kリーグ1で毎月最も大きな活躍を見せた“ヤングプレーヤー”に贈られる。
候補資格条件はKリーグ1の選手のうち、△韓国国籍、△満23歳以下(2000年以降生まれ)、△Kリーグ公式戦初出場を記録した年度から3年以下(2021年シーズン以降デビュー)だ。
上記3つの条件を満たし、当該月の所属チーム総試合時間のうち半分以上に出場した選手を候補群とする。連盟技術委員会傘下の技術研究グループ(TSG)委員らの議論と投票を通じて、最終受賞者を決定する。
5月のヤングプレーヤー賞は、第11節から第15節までの計5試合を評価対象とした。
候補にはファン・ジェウォンのほか、FCソウルのイ・ハンボム、イ・テソク、キム・シンジン、ペク・ジョンボム、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのキム・ジョンフンなど計13人が挙がった。このうち、ファン・ジェウォンTSG委員の投票で最も多くの票を得て、受賞の栄光を抱いた。
ファン・ジェウォンは大邱が今季戦った17試合すべてに出場し、右サイドを担っている。5月に行われたアウェイでの大田(テジョン)ハナシチズン戦では決勝ゴールをアシストし、今季初のスコアポイントに成功した。また、仁川(インチョン)ユナイテッドとの第15節でもアシストを記録した。
昨年5月にも6試合1ゴール2アシストの活躍で今月のヤングプレーヤー賞を受賞していたファン・ジェウォンは、ちょうど1年ぶりに自身2度目の受賞に成功した形となった。
2023年シーズン5月の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」授賞式は、6月10日に大邱FC対水原(スウォン)FCの第18節が行われたDGB大邱銀行パークで開催され、ファン・ジェウォンにはトロフィーと賞金が贈られた。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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