Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、4月15~16日に行われたKリーグ1(1部)、Kリーグ2(2部)第7節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第7節のMVPは大田(テジョン)ハナシチズンのイ・ジンヒョン(25)だ。
イ・ジンヒョンは4月16日、大田ワールドカップ競技場で行われた大田対蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)の試合で1ゴールを記録し、大田を2-1の勝利に導いた。
同日、先発出場したイ・ジンヒョンは前半9分にMFイ・ヒョンシク(27)のパスを受け、左足で先制ゴールを決めた。イ・ジンヒョンは得点以外にも、90分間でチームのボール展開の状況すべてに関与するなど、攻守両面で活躍した。
大田はイ・ジンヒョンの活躍で、それまで6戦全勝中だった首位の蔚山現代を破る快挙を達成し、第7節ベストチームに選ばれた。
ベストマッチは、16日にDGB大邱(テグ)銀行パークで行われた大邱FC対光州(クァンジュ)FCの試合だ。
試合は光州がFWキム・ハンギル(27)、FWサンドロ(32)、FWホ・ユル(22)の得点で先に3点リードを得るも、大邱が後半に入りMFコ・ジェヒョン(24)の2得点で1点差に迫り、MF鈴木圭太(25)が同点ゴールを決めるという劇的な展開となった。
その後も両チームが熾烈な戦いを繰り広げた末、後半41分にFWハ・スンウン(24)が決勝ゴールを決め、光州の勝利で幕を閉じた。
Kリーグ2第7節のMVPは金浦(キムポ)FCのコロンビア人FWルイス・ミナだ。
ルイスは16日、安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山対金浦の試合で1ゴールを決め、金浦を3-2の勝利に導いた。ルイスはこの日、シーズン5点目をマークして得点ランキング首位に立った。
同日の試合は金浦のMFキム・イソク(24)、FWソ・ジェミン(25)、ルイス、安山のDFチャン・ユソプ(26)、DFユ・ジュンス(34)がと得点する乱打戦となり、第7節ベストマッチに選ばれた。
ベストチームは金泉尚武(キムチョン・サンム)だ。
金泉は15日、金泉総合運動場で行われた富川(プチョン)FC 1995との試合で、FWキム・ジヒョン(26)、DFイ・ユヒョン(26)、MFキム・ドンヒョン(25)、MFクォン・チャンフン(28)のゴールで4-1の完勝を収めた。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:ラルス・フェルトワイク(水原FC)、サンドロ・リマ(光州FC)
MF:ヘイス(済州ユナイテッド)、イ・ジンヒョン(大田ハナシチズン)、ユン・ビッカラム(水原FC)、ジェルソ・フェルナンデス(仁川ユナイテッド)
DF:トゥ・ヒョンソク(光州FC)、キム・ミンドク(大田ハナシチズン)、キム・ドンミン(仁川ユナイテッド)、イ・ヒョンシク(大田ハナシチズン)
GK:イ・チャングン(大田ハナシチズン)
―Kリーグ2
FW:パク・ミンソ(忠南牙山FC)、ルイス・ミナ(金浦FC)、チョン・ハンミン(城南FC)
MF:ノ・ゴヌ(全南ドラゴンズ)、パブロ・ゴンザレス(金浦FC)、イ・サンミン(城南FC)
DF:キム・テヒョン(金泉尚武)、チャン・ジュニョン(忠南牙山FC)、コ・テウォン(全南ドラゴンズ)、イ・ユヒョン(金泉尚武)
GK:キム・ダソル(全南ドラゴンズ)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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