韓国プロサッカー連盟は、元韓国代表イ・チョンス(41)が4月14日、財団法人「Kリーグアシスト」を通じてユースサッカー発展基金を寄付したことを発表した。
今回の寄付金は、イ・チョンスが運営するYouTubeチャンネル『リ・チュンス(イ・チョンス)』で行われたチャリティーオークションで募金された。
チャリティーオークションでは、2022年カタールW杯に出場した韓国代表選手のサインが入ったキム・テファンのユニホーム1点と、イ・チョンスの選手時代のサイン入りユニホーム2点の計3点が出品された。
イ・チョンスはこれを通じて発生した収益金574万ウォン(日本円=約57万4000ウォン)と、自身のYouTubeチャンネルに出演したチェ・テウク連盟TSG(技術研究グループ)委員の出演料寄付を「Kリーグアシスト」に約定した。
「Kリーグアシスト」は7日に創立総会を開催し、設立された連盟の社会貢献財団だ。Kリーグの中核要素である社会貢献活動強化のために求心点を設け、寄付金誘致を通じてKリーグ社会貢献事業を拡大するために作られた。
イ・チョンスの寄付金とともに、Kリーグでも連盟役職員と審判、競技委員、審判委員など全構成員が毎月給与の1%を寄付する「給与1%寄付キャンペーン」を通じて、寄付金準備の先頭に立つ。
「Kリーグアシスト」は、サッカー底辺拡大を通じたユース及び韓国サッカー発展とともに、全般的な疎外階層支援を通じてを通じて誰もがサッカーに参加し、公正に競争できる環境造成に最善を尽くす予定だ。
なお、イ・チョンスは2002年に蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)ホランイでプロデビュー。以後レアル・ソシエダ、ヌマンシア(以上スペイン)、フェイエノールト(オランダ)、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス、全南(チョンナム)ドラゴンズ、アル・ナスル(サウジアラビア)、大宮アルディージャ(日本)と渡り歩き、2015年に仁川(インチョン)ユナイテッドで現役を引退した。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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