KBO（韓国野球委員会）が既存の技術委員会を再編した戦力強化委員会を構成する。
KBOは4月10日、戦力強化委員会の構成を発表。「野球代表チームに対するファンの目線に合わせて、公正かつ透明に代表選手を選抜し、国家代表チームの発展と選手育成の方向を総括する」と趣旨を説明した。
戦力強化委員会は今年行われる杭州アジア大会を皮切りに、11月のアジアプロ野球チャンピオンシップまで、選手選抜に対する基本資格および選抜基準を確立し、エントリーを構成する業務を担当するという。
また、既存技術委員会が担当していた選手選抜の他にも、代表に対するビジョンと中・長期的な発展方案を提示する一方、アマチュアの発展および有望選手の育成方案に対しても深く議論する予定だ。
また、戦力分析とともに海外での情報網構築など、戦力向上のためのシステム導入を研究し、今後、代表が国際舞台で好成績を上げられるよう支援する。
戦力強化委員会は、チョ・ゲヒョン元KIAタイガースGMを委員長に選任した。また現在、放送解説委員として活動しており、かつて選手またはコーチとして代表で活躍した経験を持つキム・ドンス、シム・ジェハク、チョン・ミンチョル、イ・ジョンヨル、パク・ヨンテク解説委員が委員に任命された。
最後に、KBO Next-Level Training Campの監督を務め、ユース代表の向上に努めてきたチャン・ジョンフン元ハンファ・イーグルスヘッドコーチも含まれた。
強化委員会は10日に初会合を開き、国際競争力強化のための第一歩を踏み出す。
（記事提供＝OSEN）
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