ついに爆発した。ソン・フンミン(30、トッテナム)がイングランド・プレミアリーグ(EPL)通算100ゴールを決めた。
ソン・フンミンは4月8日23時(以下、日本時間)、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムで行われた2022-2023シーズンEPL第30節のブライトン戦に先発出場し、前半10分に先制ゴールを決めた。
ペナルティーボックスの左側で相手DFを抜いた後、専売特許である右足での巻いたシュートで相手ゴールネットを狙撃。ソン・フンミンの放ったボールは弧を描き、ブライトンゴールの右隅に突き刺さった。
3月12日、ノッティンガム・フォレストとの第27節以来のゴールでリーグ通算7得点。シーズン全試合合わせては11得点(FAカップ2ゴール、チャンピオンズリーグ2ゴール)だ。
毎シーズン、アジア人選手の欧州リーグにおける各種得点記録を塗り替えているソン・フンミンは、2019年11月にヨーロッパ通算122ゴールを達成。1989年にチャ・ボムグン(121ゴール)樹立したアジア選手の欧州通算最多ゴールを塗り替え、新記録を立てた。
昨シーズンはアジア人選手として初めてEPL得点王(23ゴール)のタイトルを獲得し、今季はEPL通算100ゴールを達成した。歴代EPLで通算100ゴールを達成したのは34人で、アジア人選手はソン・フンミンが初めてだ。
ソン・フンミンは2015年9月13日、サンダーランド戦でEPLデビュー。1週間後に行われたクリスタルパレス戦でEPL初ゴールを決めた。以後、100ゴールを決めるまで満7年6カ月26日、2765日がかかった。
◇ソン・フンミン プロフィール
1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けていた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。愛称は“Sonny(ソニー)”。
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