だが、すでに敗退が決まっていても、最後まで最善を尽くさなければならない。仮に中国に敗れることがあれば、韓国、チェコ、中国が1勝3敗で並び、失点率で最下位を決めることになるからだ。
もし韓国が最下位となれば、次のWBCには地域予選から出場しなければならない。
韓国の中国戦先発投手はウォン・テイン(22、サムスン・ライオンズ)だ。ここまでオーストラリア戦、日本戦で途中登板し、通算3.1回2被安打(1被本塁打)、2奪三振、2四球、1失点(自責点1)の防御率2.70を記録している。
打線は大きく変更され、これまでベンチスタートが主だった選手が先発に名を連ねた。
一塁手パク・ヘミン(33、LGツインズ)、二塁手キム・ヘソン(24、キウム・ヒーローズ)、中堅手イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)、三塁手キム・ハソン(27、サンディエゴ・パドレス)、指名打者カン・ベクホ(23、KTウィズ)、右翼手パク・コンウ(32、NCダイノス)、遊撃手オ・ジファン(33、LGツインズ)、捕手イ・ジヨン(37、キウム・ヒーローズ)、左翼手チェ・ジフン(25、SSGランダース)という並びだ。
これまでの試合からは、日本代表ラーズ・ヌートバー(25)のセントルイス・カージナルスでの同僚トミー・エドマン(27)のほか、ヤン・ウィジ(35、斗山ベアーズ)、パク・ビョンホ(36、KTウィズ)、キム・ヒョンス(35、LGツインズ)、チェ・ジョン(36、SSGランダース)らが先発を外れた。
なお、イ・ガンチョル監督は中国戦の先発ラインナップについて、「体調の悪い選手がいる。相手の先発が球の速い投手なので、速球への対処能力が優れた選手たちで構成した」と話していた。
(記事提供=OSEN)