来年2月に行われる東京五輪女子サッカーアジア最終予選で、“南北戦”が行われる。
アジアサッカー連盟(AFC)は10月18日、マレーシア・クアラルンプールのAFCハウスでアジア最終予選の組み合わせ抽選会を行った。
【関連】10日も経たず辞任したサッカー韓国女子代表監督…“悪習”だ
AFC関係者によると、韓国は北朝鮮、ベトナム、ミャンマーと同じグループAに入った。グループBはオーストラリア、中国、タイ、台湾となった。
韓国サッカー協会は、今回の最終予選を済州島に誘致した。日程は来年2月3日から9日までだ。
同じグループに編成されたことで、韓国と北朝鮮は東京五輪出場をかけて対戦することとなった。
東京五輪に出場できるのは2チームだけだ。最終予選グループAの1位とグループBの2位、グループBの1位とグループAの2位が来年3月6日と11日にホーム&アウェー方式でプレーオフを行い、それぞれの勝者が東京行きを決める。
グループAに入った韓国はプレーオフに進んだ場合、グループBの1~2位が有力なオーストラリアか中国と対戦する可能性が高い。グループBの最終予選は、中国で行われる。
南北の女子サッカーはこれに先立ち、来る12月15日、釜山アシアードで行われるEAFF E-1サッカー選手権で激突する。その2カ月後に、済州道で再戦するわけだ。
去る10月15日、男子サッカー韓国代表が平壌で北朝鮮と対戦して大きな話題となっているが、女子サッカーの南北戦にも注目が集まる見通しだ。
韓国女子サッカーは、女子ワールドカップ本大会にはこれまで3回出場したが、各大陸から計12チームしか出場できないオリンピックには出場したことがない。
同日(10月18日)に選任されたコリン・ベル新監督とともに、韓国史上初のオリンピック本大会出場を目指す。
前へ
次へ