韓国サッカー協会(KFA)が2022年カタール・ワールドカップ大会期間にあった「個人トレーナー論争」に対して公式的な立場を明らかにした。
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そもそもの始まりは、ソン・フンミンの個人トレーナーであるアン・ドクス氏の発信だった。カタールW杯が進行中だった昨年12月、個人SNSを通じて自分KFAから受けたという不合理さを強調する発言をした。
アン氏はソン・フンミンはもちろん、多くの選手の治療とマッサージを担当した。その過程で彼はKFAが雇用するトレーナーを含め、代表チームの医療班と葛藤が発生したという。
KFAはこれまで「トレーナー論争」と関連した立場を明らかにしていなかったが、1月10日午前、公式ホームページを通じて初めて口を開いた。
KFAは「明確な理由と内容を説明もせずSNSに吐き出した個人の感情を、協会が正面対応することは適切ではないと判断したためだった」とし、「当事者が直接メディアを通じて問題提起すれば、積極的に釈明をしようというのが協会の方針だった。だが、(明るみになるのは)ファクトと嘘が入り混じったものばかりで混乱を与えることが繰り返されている」と今になってその立場を明らかにする理由を示した。
KFAはこれまであった状況をかなり具体的に説明した。