「W杯での経験を基に、より果敢にシュートを打つなど攻撃的に変化した姿を見せたい」というナ・サンホ。昨季後半戦からはMFキ・ソンヨン(33)からFCソウルのキャプテンの座を受け継いだ。2023シーズンは初めてキャプテンとして開幕を迎えることになる。
ナ・サンホは「キャプテンは言うまでもなく、ピッチ上で率先して証明しなければならない。そうすればチームメイトもしっかりついてきてくれると信じている」とし、「FCソウルが再びKリーグの名門と呼ばれるように助力し、意味のある一年を過ごしたい。また、ファンの方々がたくさん笑える日を作りたい」と強調した。
そんなナ・サンホだが、最近ではギリシャの名門パナシナイコスから関心を寄せられていると現地メディアから報じられた。ギリシャでは現在、オリンピアコスでMFファン・インボム(26)、FWファン・ウィジョ(30)がプレーしている。
もっとも、「僕は現在FCソウル所属の選手だ。すべてを注ぎたい」と線を引いたナ・サンホは、「もちろん、今後(欧州でプレーする)機会があれば挑戦したい。特に望んでいるリーグはない。僕とよく合うスタイルのチームなら良いと思う」と笑いながら語っていた。
ちなみに、韓国では来る19日に『スポーツソウル』主催の授賞式「第32回ソウル歌謡大賞」が行われる。ナ・サンホは同授賞式の成功を祈念し、「今年で32回目を迎えるソウル歌謡大賞を応援します。FCソウルもたくさん愛してください」と応援メッセージを伝えていた。
なお、FCソウルは2023シーズンに向けて今月8日からタイ・ホアヒンで春季1次キャンプを実施。2月には日本の鹿児島で2次キャンプを実施し、強化試合などを行う予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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