W杯敗退濃厚も“奇跡の再来”を信じる韓国代表…元ガンバ大阪キム・ヨングォン「切実さを表現する」

2試合終えて1分1敗の韓国は、決勝トーナメント進出のためにはポルトガル戦勝利が必須条件。そのうえで、同時刻開催のガーナ対ウルグアイの結果次第となる。奇跡を信じる必要がある非常に厳しい状況だ。

それでも、韓国は前回の2018年ロシアW杯のグループ最終戦でドイツ相手に2-0の大金星を挙げた。当時、値千金の先制ゴールを決めたのがまさにキム・ヨングォンだ。

「(決勝トーナメント進出には)運も必要だ。最善を尽くすなかで運が伴わなければならない。4年前のドイツ戦と心情が似ている。我々にはこれ以上後がない。前に進む必要がある。それほど切実だ。その切実さをピッチでも表現できれば、良い結果はついてくるだろう」

キム・ヨングォン

対するポルトガルは、FWクリスティアーノ・ロナウド(37)を筆頭に世界的な選手を多く要する強国だ。しかし、自身3大会目のW杯を戦うキム・ヨングォンに恐れはない。

「ロナウドが世界的な選手なことは誰もが知っているし、相手は個人が皆優れている。特定の選手を挙げるには良い選手が多すぎる。11人全員に気を付けなければならない。チームとして一丸になれれば、上手く防ぐことができると信じている。そのように準備をしてきた。準備してきた通りに、ピッチで必ずうまくできるようにしたい」

韓国率いるパウロ・ベント監督は母国対決となるが、前節のレッドカードによってベンチ入りすることができない。それでも、キム・ヨングォンは「監督が退場してしまったことは自分自身もそうだし、選手たち全員にも理由があると思う。ただの1%も悪い気持ちはない」と指揮官への信頼を示した。

そして、「これまで4年間信じてきたからこそ、そうした理由もあると思う。重要なのは次の試合だ」と強調していた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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