「ワールドカップで良い成績を出してくれることを期待しているようだが、選手やチームを正しい方法で助けるつもりはないようだ」
サッカー韓国代表を率いるパウロ・ベント監督が、選手たちを苦しめた過密日程に対し公の場で苦言を呈した。
韓国代表は11月11日、国内の華城(ファソン)総合競技タウン主競技場でアイスランド代表との国際親善試合を戦う。この一戦はカタールW杯前最後の強化試合となる。
現在、韓国代表は坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で欧州組を除くアジア組の候補選手27人が集まり、トレーニングを続けている。
ただ、そのなかで元アルビレックス新潟のDFキム・ジンス(30、全北現代モータース)は、代表合流後に一度もチーム練習に参加できずにいる。というのも、キム・ジンスは先月上旬に右ハムストリングを負傷しており、その後一時的に実戦復帰したものの、代表では大事を取って回復に専念しているからだ。