韓国代表が2連戦で“至宝”を起用すべきだったワケ、リーガで好調のMFを活かさない手はないはすだが…

サッカー韓国代表率いるパウロ・ベント監督は、9月の国際Aマッチ2連戦で“至宝”イ・ガンイン(21、マジョルカ)を1分たりとも起用しなかった。約6万人の観客からは“イ・ガンイン”コールが起きたほどだ。

【写真】韓国代表選手、無礼な“握手拒否”の瞬間

2022カタールW杯本大会を2カ月後に控え、韓国代表の欧州組全員が集まる最後のAマッチだっただけに、事実上、イ・ガンインを放棄したも同然と捉えられる采配だった。仮に最終メンバーに含まれたとしても、試合で起用する可能性は著しく低下したといえる。

ベント監督は召集前まで、「マジョルカでイ・ガンインが、どのように起用されているのかを見守っていた。私たちも彼の特徴をよく知っている。技術、判断力に優れた選手」とし、2連戦で活用方法を模索するというニュアンスで話していた。

イ・ガンイン(右)

2戦目のカメルーン戦後、ベント監督は「ほかの選手をプレーさせることに決めた。チームがどのような選手を必要としているのかを分析して投入した。ほかのオプションを選択した」とし、イ・ガンインを起用しなかった背景を説明している。

続けて、「発展の問題ではなく、選択の問題だ。選手個人についての話が出ている。すべての選手を先発出場させるのは難しい。9月に行った2試合では、どちらもイ・ガンインが出場するのに良いタイミングではないと思った」と付け加えた。インタビューだけでは、どのような意図なのか説得力に欠ける。

イ・ガンインが起用されなかった理由と試すべきだった理由

 

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