浦和レッズと運命のACL日韓対決…“埼スタ経験者”の全北現代キム監督「浦和の強み無力化する」 【一問一答】

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8月25日、日本の埼玉スタジアム2002で開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝では、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースと浦和レッズが激突する。

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去る22日に行われた準々決勝で、全北現代はヴィッセル神戸に延長戦の末3-1で勝利。浦和もBGパトゥム・ユナイテッドに4-0で大勝し、ベスト4に駒を進めた。

両チームは過去3大会(2007年、2013年、2019年)で対戦しており、通算成績は全北現代が3勝1分2敗と勝ち越し。前回対戦の2019年大会グループステージでは、全北現代がアウェーの埼スタで1-0、ホームで2-1と2戦全勝している。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ヴィッセル神戸戦の全北現代先発メンバー

決勝進出を賭けた大一番に先立ち、本日(24日)行われた記者会見には全北現代からキム・サンシク監督とキャプテンのDFホン・ジョンホ(33)が出席した。

「明日の試合を決勝戦という考えで臨むつもりであり、韓国Kリーグのプライドをかけて浦和に勝利できるよう準備する」と伝えたキム監督は、現役時代に2度埼スタでの試合を経験している。

ひとつは、城南一和天馬(ソンナム・イルファ・チョンマ/現・城南FC)所属の2007年大会での準決勝。キャプテンを務めたキム監督は当時、PK戦で城南1人目のキッカーとして大観衆の浦和サポーターの前でシュートを成功させるも、チームは最終的に敗れた。

もうひとつは現役最終年の2013年、全北現代所属で戦ったグループステージ。イ・スンギ、イ・ドングッ、エニーニョの得点で全北現代が3-1と勝利したこの試合で、キム監督は後半から途中出場していた。引退して全北現代コーチに就任した後も、前述の2019年グループステージでの勝利を現場で経験している。

そんなキム監督は浦和について「伝統的なJリーグの強豪として素晴らしい選手たちがおり、良いパフォーマンスを見せている」とし、「浦和の長所を防ぐために分析中だ。浦和の強みを無力化させ、我々がやりたいプレーを生かすことができれば、良い試合を披露できると思う」と対策を明かしていた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)キム・サンシク監督

ホン・ジョンホは去る7月6日のリーグ戦を最後に、アキレス腱の負傷で欠場が続いていた。帯同した今回のACLも1回戦、準々決勝でメンバー外だったが、準決勝に向けて「埼玉で良い試合をして必ず勝利し、韓国に戻れるようにしたい」と決意を語った。

また、現在の状態について問われると、「試合に出場する準備はいつもしている。試合に出ても出られなくても、チームの助けになれるようにしたい。最大限明日までにしっかり回復して、良いパフォーマンスで勝利できるようにしたい」と伝えていた。

「2試合連続延長戦で選手は疲れ、負傷も抱えているが…」

以下、キム・サンシク監督、ホン・ジョンホとの一問一答。

―試合に臨む覚悟は。

キム・サンシク監督「ベスト4入りするまで韓国で熱心に応援してくださった全北現代のファンの方々に、改めて感謝の言葉を申し上げる。また、厳しい状況のなかで最善を尽くしてくれた選手たちにも感謝したい。ベスト4入りを果たしただけに、明日の試合を決勝戦という考えで臨むつもりであり、韓国Kリーグのプライドをかけて浦和に勝利できるよう準備する。必ず勝つという信念をもって試合に臨む」

ホン・ジョンホ「サッカー選手としてこのような機会が来ることはそう多くない。そのことを選手たちはよく知っている。埼玉で良い試合をして必ず勝利し、韓国に戻れるようにしたい」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ホン・ジョンホ

―2試合連続で120分の試合を戦い、体力的に厳しい状況だ。体力面をどのように克服するのか。

キム・サンシク監督「2試合連続で120分の試合を戦って選手たちは疲れているし、負傷も抱えている。こうした状況が、かえって選手たちをさらに団結させている。サッカーというスポーツは1+1が2にはならない。体力的に厳しいことは事実だが、選手たちのやろうという気持ちが強いので、良い結果を出せると思う。選手たちを信じて、勝ちたいという思いで試合に臨むつもりだ」

―コンディションが良くないと聞いているが、明日の試合には出場できるのか。

ホン・ジョンホ「日本に一緒に来たのも常に試合に出られるよう準備するためだったし、チームを助けるために努力している。試合に出場する準備はいつもしている。試合に出ても出られなくても、チームの助けになれるようにしたい。機会があればすべてを注ぎ込んでチームを助ける。大変なことは理解しているが、上手く乗り切れると思う。最大限明日までにしっかり回復して、良いパフォーマンスで勝利できるようにしたい」

―浦和レッズが決勝トーナメント2試合で9得点無失点としている。どの選手が脅威だと思うか。

キム・サンシク監督「浦和レッズは伝統的なJリーグの強豪として素晴らしい選手たちがおり、良いパフォーマンスを見せている。良い攻撃と良い守備を見せる。準々決勝で神戸と対戦したが、浦和レッズよりは相対的に弱かったのではないかと思う。現在は浦和の長所を防ぐために分析中だ。浦和の強みを無力化させ、我々がやりたいプレーを生かすことができれば、良い試合を披露できると思う」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)キム・サンシク監督(左)、ホン・ジョンホ(右)

―2019年のACLグループステージで埼玉スタジアムでの浦和レッズ戦に出場していたが、当時の感想は。

ホン・ジョンホ「グループステージの試合とベスト4の試合は別物と思っている。当時の良い記憶は今も持っている。明日もその記憶を生かして、良い試合を展開できるようにしたい」

―グスタヴォやムン・ソンミンのセレモニーに対し、日本で否定的な報道があったが。

キム・サンシク監督「グスタヴォとムン・ソンミンのセレモニーはKリーグでは自然なことだ。我々の目、選手たちやKリーグファンの目には愛らしく見えたのではないかと思う。日本のメディアが敏感に受け止めているのではないかと思う。そのような報道内容で我々の選手は動揺しない。明日の試合も我々の選手が多くのゴールを決め、良いセレモニーを披露してくれればと思う」

ホン・ジョンホ「監督と同じ考えだ。日本の方々はあまりわからないかもしれないが、ムン・ソンミン選手のセレモニーは彼を象徴するようなセレモニーだ。明日も多くのゴールでセレモニーがたくさん見られればと思う」

(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)

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