Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、8月5~7日に行われたKリーグ1(1部)第27節、8月6日~8日に行われたKリーグ2(2部)第31節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
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Kリーグ1第27節MVPは、かつて2019年に栃木SCでプレーした水原(スウォン)FCのFWキム・ヒョン(29)だ。
キム・ヒョンは8月6日、水原総合運動場で行われた水原FC対水原三星ブルーウィングスの“水原ダービー”で2ゴールを記録し、水原FCの4-2の勝利に貢献した。
キム・ヒョンは前半13分、DFパク・ミンギュ(27)が左から上げたクロスを頭で合わせ、先制ゴールを決めた。さらには後半23分、FWイ・スンウ(24)のパスを受けてペナルティエリア外左側から巻いたシュートをマーク。キム・ヒョンはこれでシーズン6~7得点目に成功した。
両チーム合計6ゴールが飛び交ったこの日の試合は、第27節のベストマッチに選ばれた。また、キム・ヒョンの2得点など計4ゴールで勝利した水原FCは、第27節のベストチームに選ばれた。
Kリーグ2第31節のMVPは、FC安養(アニャン)のアコスティだ。
アコスティは8月8日、昌原(チャンウォン)サッカーセンターで行われた慶南(キョンナム)FC対FC安養の試合で終了間際に劇的な決勝ゴールを決め、FC安養の3-2の勝利に貢献した。
この日の試合は、FC安養がキム・ドンジンの先制点と相手のオウンゴールで2点リードし、慶南FCがチアゴとキム・ヨンチャンの得点で一度同点に追いつくも、最後は後半終了間際にアコスティが決勝点となる勝ち越しゴールを決め、劇的な勝利を収めた。最後まで手に汗を握らせた両チームの試合は、第31節のベストマッチに選ばれた。
第31節のベストチームは大田(テジョン)ハナシチズンだ。大田は8月7日、大田ワールドカップ競技場で行われた釜山(プサン)アイパークとの試合で、カイザー、キム・ミンギュン、コン・ミンヒョンがゴールを記録し、3-0の完勝を収めた。
またベストイレブンには、元ジェフユナイテッド市原・千葉、アビスパ福岡のDFキム・ヒョヌン(31、光州FC)などが選ばれていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:チョ・ギュソン(金泉尚武)、キム・ヒョン(水原FC)、エルナンデス(仁川ユナイテッド)
MF:ジェルソ(済州ユナイテッド)、キム・ドヒョク(仁川ユナイテッド)、シン・ジンホ(浦項スティーラーズ)、ミョン・ジュンジェ(金泉尚武)
DF:パク・ミンギュ(済州ユナイテッド)、チョン・ウン(済州ユナイテッド)、パク・スンウク(浦項スティーラーズ)
GK:キム・グンベ(済州ユナイテッド)
―Kリーグ2
FW:サンドロ(光州FC)、カイザー(大田ハナシチズン)、アコスティ(FC安養)
MF:キム・ドンジン(FC安養)、キム・ジュニョン(富川FC 1995)、チョン・ホヨン(光州FC)、キム・インギュン(大田ハナシチズン)
DF:イ・チャンヨン(FC安養)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、キム・ヒョヌン(光州FC)
GK:イ・ジュンソ(大田ハナシチズン)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
■2002年日韓W杯経験者の元栃木ヨ・ヒョジン、闘病の末38歳で死去
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