7月5日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、2~3日に行われたKリーグ1(1部)第19節、Kリーグ2(2部)第24節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第19節MVPは浦項(ポハン)スティーラーズのFWキム・スンデ(31)だ。
キム・スンデは7月2日、浦項スティールヤードで行われた浦項と蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)による“東海岸ダービー”で2ゴールを記録し、浦項を2-0の勝利に導いた。
キム・スンデは前半15分、カウンターの場面でMFコ・ヨンジュン(20)が右サイドから送ったパスをダイレクトでシュートし、先制ゴールを決めた。続く後半8分には、FWイム・サンヒョプ(33)のクロスをペナルティエリア内で受けたFWホ・ヨンジュン(29)がボールを浮かせ、最後はキム・スンデが鮮やかなダイビングヘッドで叩き込み、追加点を挙げた。
この日の試合で、キム・スンデは今季初ゴールを含む2得点を決め、MVPに輝いた。また、ライバルチームを下した浦項は第19節のべストチームに選ばれた。
第19節のベストマッチは、7月2日に済州ワールドカップ競技場で行われた済州(チェジュ)ユナイテッドとFCソウルの試合だ。
この日、済州は前半のうちにFWジェルソ・フェルナンデス(31)、FWキム・ボムス(22)のゴールで2点のリードを得たが、その後FCソウルにFWチョン・ハンミン(21)、FWカン・ソンジン(19)のゴールで追いつかれ、試合は2-2の引き分けで終了した。試合では両チーム合計27本のシュートが飛び交うなど、ともに攻撃的なサッカーを披露していた。
このほか、金泉尚武(キムチョン・サンム)にアウェーで2-1と逆転勝利した全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースからは、同点ゴールを決めたMF邦本宜裕(24)などがベストイレブンに選ばれた。浦和レッズユース出身で、かつてアビスパ福岡にも在籍した邦本は、これで今季3度目のラウンドベストイレブン選出となった。
Kリーグ2第24節MVPは、FC安養(アニャン)のMFアンドリゴ(27)だ。
アンドリゴは7月2日、安山ワースタジアムで行われた安山とFC安養の試合で2ゴール1アシストを記録し、FC安養の4-1の勝利に貢献した。
両チーム合計5ゴールが飛び交ったこの試合は第24節のベストマッチに選ばれた。
また、アンドリゴとFWボアドゥ・マクスウェル・アコスティ(30)がそれぞれ2ゴールを決め、複数得点での勝利に成功したFC安養は、第24節のベストチームに選ばれた。
ベストイレブンでは、元サガン鳥栖のMFキム・ホナム(33)、DFニルソン・ジュニア(33)らが選出されていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:モドゥ・バーロウ(全北現代モータース)、グスタヴォ(全北現代モータース)、ジェルソ・フェルナンデス(済州ユナイテッド)
MF:チョン・スンヨン(江原FC)、邦本宜裕(全北現代モータース)、コ・ヨンジュン(浦項スティーラーズ)、キム・スンデ(浦項スティーラーズ)
DF:パク・ジンソプ(全北現代モータース)、キム・ヨンビン(江原FC)、ファン・ヒョンス(FCソウル)
GK:ユ・サンフン(江原FC)
―Kリーグ2
FW:イ・サンホン(釜山アイパーク)、キム・チャン(釜山アイパーク)、ボアドゥ・マクスウェル・アコスティ(FC安養)
MF:チョ・ヒョンテク(富川FC 1995)、チョン・スンミン(全南ドラゴンズ)、アンドリゴ(FC安養)、キム・ホナム(富川FC 1995)
DF:イ・チャンヨン(FC安養)、ニルソン・ジュニア(富川FC 1995)、チョ・ウィジェ(釜山アイパーク)
GK:チェ・チョルウォン(富川FC 1995)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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