マンU戦発端でソン・フンミンに人種差別…加害者への処分をロンドン警察が発表、その内容は?

韓国代表FWソン・フンミン(29、トッテナム)に人種差別をしたイギリス人12人に対し、ロンドン警察が処分を下した。

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イギリスメディア『スカイスポーツ』は6月21日、ソン・フンミンへの人種差別事件に対する結論が出たと報じた。

発端となったのは、昨年4月12日にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた2020-2021シーズンのプレミアリーグ第31節、トッテナム対マンチェスター・ユナイテッドの試合。

当時、前半33分にマンチェスター・Uの先制ゴールがVARによって取り消される場面があった。

映像を見ると、マンチェスター・UのMFスコット・マクトミネイ(25)が、ドリブルをする過程でソン・フンミンのマークを振り払おうとした際、右手でソン・フンミンの顔面をはたいていたことがわかった。その後、プレーが継続されてゴールが生まれた後も、ソン・フンミンは両手で顔を覆いピッチに倒れていた。なお、試合は3-1でアウェーのマンチェスター・Uが勝利した。

当時、マンチェスター・Uを率いたオーレ・グンナー・スールシャール監督は「もし私の息子(SON)が3分間も横たわり、ほかの10人の仲間が彼を助けなければならない状況であったら、私は彼に何の食べ物も与えないだろう」と語っていた。顔を叩かれて苦しがっていたソン・フンミンの行動が“誇張された”という意味で、多少の嘲弄が混じった表現だった。

試合終了直後、ソン・フンミンのSNSにはVARでマンチェスター・Uのゴールが取り消された場面をめぐり、激しい非難が寄せられていた。しかし、単なる誹謗や嘲弄だけではなく、「犬でも食べてろ」「小さな目」など、人種差別を意味する表現のコメントが大多数だった。

(写真提供=ロイター/アフロ)ソン・フンミン

これらの人種差別行為に対する調査の末、ロンドン警察は人種差別加害者12人を発見。警察は彼らに「コミュニティ解決命令(Community Resolution)」の処分を下した。

「コミュニティ解決命令」とは、初犯または犯罪事実が大きくない場合、公式的な法的手続きを踏まずに事件を終える制度の一つだ。一般的には「被害者に謝罪する」「補償する」「地域社会に奉仕する」などで処罰が終わる。

ロンドン警察関係者は、「ロンドンの有名サッカー選手に向けた人種差別に対する調査があった。人種差別的発言、行為、文句を書いた疑いで逮捕されたり、取り調べを受けたりしたのは計12人だった。彼らはコミュニティ解決命令処分を受け、被害者に謝罪の手紙を送った」と説明した。

(記事提供=OSEN)

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