【韓国の視点】第2GKに救われた全北現代、“天敵”横浜F・マリノス戦はACL決勝T進出への分水嶺に

2022年04月19日 サッカー #ACL #Kリーグ

GKイ・ボムス(31)の活躍がなければ負けていた可能性もある。

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全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは4月16日、ベトナム・ホーチミンのトンニャット・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループH第1節のシドニーFC戦を0-0の引き分けで終えた。

決勝トーナメント進出へ重要な初戦で勝ち点1を獲得し、無難なスタートを切った。

勝ち点は獲得したものの、試合内容では全北現代がシドニーFCに押され気味の展開となった。現地の高温多湿な気候もあり、選手たちはいつも以上に体が重そうに見えた。

実際、前半は決定的なチャンスをほとんど作ることができず、守勢に追い込まれるケースが多かった。

そんななかチームを敗北のピンチから救ったのはイ・ボムスだった。前半に1回、後半に2~3回訪れた相手の決定機でイ・ボムスはスーパーセーブを披露し、90分通してシドニーFCのゴールをゼロに抑えた。

ややもすれば致命的な失点となる場面をイ・ボムスが何度も防いだこともあり、全北現代は無失点を記録することができた。

(写真提供=全北現代)イ・ボムス

イ・ボムスは全北現代のセカンドGKだ。主力GKソン・ボムグン(24)が出国前の新型コロナウイルス検査での陽性発覚で出国が認められず、代わりにイ・ボムスが出場することになったが、正守護神の不在を感じさせない活躍で存在感を十分に発揮した。

昨季まで全北現代に在籍していた元アビスパ福岡のGKイ・ボムヨン(33、水原FC)を兄に持つイ・ボムスは、昨年まで江原(カンウォン)FCでプレーしていたが、今冬に全北現代へと移籍した。2010年に全北現代でプロデビュー後、2015年にチームを離れてから約7年ぶりの復帰だった。

そして、復帰後初出場となった今回のシドニーFC戦で、イ・ボムスは自身の価値を証明してみせた。

負ければ決勝T進出に暗雲の横浜FM戦

初戦を無事に乗り切った全北現代は、本日(4月19日)の第2節を横浜F・マリノスと戦う。

横浜FMはグループH最大の難敵であり、第1戦では圧倒的なホームアドバンテージを持ったホアンアイン・ザライFCを2-1で破った。国内のJ1リーグでも暫定3位を走っており、前線の攻撃力に長所を持つチームだ。

全北現代としては、この試合まで是が非でも“耐え抜く”必要がある。というのも、ソン・ボムグン以外にも右サイドバックのDFイ・ヨン(35)とDFキム・ムンファン(26)、センターバックのDFク・ジャリョン(30)、昨季チーム得点王のブラジル人FWグスタヴォ(28)といった主力が、出国前の陽性発覚により、第2戦までの欠場がほぼ確実となっているからだ。

彼らは回復次第、チームに合流する予定であり、同じく出国前に陽性が発覚したDFホン・ジョンホ(32)は早期に回復し、シドニーFC戦でも後半から途中出場した。それでも主力の大半が不在であるため、全北現代は厳しい状況に陥っている。

(写真提供=全北現代)シドニーFC戦の先発メンバー

仮に横浜FM戦で黒星を喫することがあれば、序盤2試合で1分1敗と不安な立ち上がりとなる。横浜FMとは来る5月1日の最終節で再び対戦するが、第2節での1敗が重くのしかかることになりそうだ。

このため、横浜FM戦では最低でも引き分けを収めることが重要であり、その後の連戦で無敗を貫いてこそ、順位争いでも優位に立つことができる。全北現代率いるキム・サンシク監督が「第1~2戦を上手く戦わなければならない」と語った理由はそこにある。

横浜FMとは過去2大会(2014年、2020年)のグループステージで対戦し、通算1勝3敗と負け越している全北現代。苦しいチーム状況で難敵を迎えることになるが、決勝トーナメント進出へ負けられない一戦を勝ちきることはできるのだろうか。

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