韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)を率いるホン・ミョンボ監督が、ACLグループ初戦で激突する川崎フロンターレとの対決に向けて意気込みを語った。
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4月15日に行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループI第1節で、川崎と対戦する蔚山現代。
試合に先立ち、14日に行われた前日記者会見にはホン・ミョンボ監督とGKチョ・ヒョヌ(30)が出席した。
ホン・ミョンボ監督は「いよいよACLが始まる。我々はプレーオフを経て本大会に合流した。ACLでの経験が多い我々のチームの長所を上手く活かしたい。まだすべてが完璧ではなく、天気や芝生には適応する段階ではあるが、できるだけ早く適応し、良い試合をしたい」と、大会に臨む覚悟を語った。
川崎とは昨季ACL決勝トーナメント1回戦以来の再戦。当時はPK戦にもつれる死闘の末、最後は蔚山現代が勝ち上がりを見せた。
「川崎は非常に強く素晴らしいチームだ。昨年はPK戦で我々が勝利したが、お互いに良い試合を見せたと思っている」と振り返るホン・ミョンボ監督は、「今回のグループで川崎はどのチームよりも強い相手なだけに、今回も良い試合をしたい」と語った。
そんな蔚山現代は、今季リーグ戦でここまで9試合7勝2分の無敗と単独首位を走っている。ただ、ホン・ミョンボ監督は“傲慢”を警戒し、「リーグ戦では無敗を続けているが、今回はKリーグとまったく別物の試合だ。国際大会であり、グループから最大2チームしか突破できない熾烈な勝負であるため、戦略が重要となる。早期に決勝トーナメント進出を決めることが重要であり、それを実現するには多くの努力が必要となる」と強調した。
一方、「良い成績を出すためにマレーシアに来た」と話すチョ・ヒョヌは、「刻一刻と迫る最初の試合にとてもワクワクしている。しっかり準備をして良い結果を出したい」とコメント。
昨季ACLのPK戦ではMF家長昭博(35)のシュートをセーブし、川崎撃破の立役者となった。「毎回の試合で自信がある。川崎は確かに優れたチームではあるが、当時もたくさん分析をした結果、良い試合をすることができた」と前回対戦を振り返り、「今回の試合に向けても十分に分析してきただけに、自分たちが持つ確固たる自信を基に良い試合をしたい」と今大会に向けた意気込みを明らかにした。
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