これぞ“ショートトラック・コリア”の真骨頂だ。女子ショートトラック韓国代表のチェ・ミンジョン(23)が表彰台の最も高いところに立ち、北京五輪のフィナーレを華やかに飾った。
チェ・ミンジョンは2月16日(日本時間)、北京五輪ショートトラック女子1500m決勝で2分17秒789のタイムをマークし、見事1位でゴールした。
2位は2分17秒862でイタリアのアリアナ・フォンタナ(31)、3位は2分17秒865でオランダのスザネ・シュルティング(24)だった。
ゴールの瞬間、チェ・ミンジョンは両腕を広げて勝利の喜びを爆発させた。今大会で女子1000m銀メダル、女子3000mリレー銀メダルを獲得したチェ・ミンジョンは、3つ目のメダルを金色で飾るとともに、前回の2018年平昌五輪に次いで女子1500mで2大会連続となる金メダル獲得に成功した。
また、今大会を通じて通算5枚目(金3枚、銀2枚)の五輪メダルを獲得したチェ・ミンジョンは、チョン・イギョン、イ・スンフン、パク・スンヒと並び、冬季五輪における韓国の最多メダル獲得者となった。
試合後のインタビューで、チェ・ミンジョンは金メダル獲得について「1500mで結果を出したい気持ちが大きかった。一生懸命準備をしてきただけに、良い結果が生まれて嬉しい。信じられない」と笑顔で振り返った。
続けて、「平昌のときも嬉しかったが、今回の方がもっと嬉しい。苦労して準備してきた過程がすべて良い結果につながった。今はとてもすっきりしている」と素直な心境も明かした。
チェ・ミンジョンは最後に、「いつもそばで支えてくれた多くの先生方、友達のみんな。長い時間をともにしてくれてありがとう。オンニ(お姉さん)もオンマ(お母さん)も本当にありがとう。1500mの前に“必ずできる”と話してくれた同僚にも感謝したい。本当に自信を持って滑ることができた」と、自身を応援してくれた周囲の人々に感謝の思いを伝えた。
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