日本人野手の最高年俸額を更新した柳田悠岐(33、福岡ソフトバンクホークス)の契約更改に韓国も注目している。
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12月17日、柳田はPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の6億1000万円から1000万円増の6億2000万円で来シーズンの契約を更新。
これにより、今季の自身と2002年の松井秀喜氏が保持していた日本人野手の最高年俸額(6億1000万円)の記録を新たに塗り替えた。
柳田は2010年代最高の日本人打者と評価されている。2011年のソフトバンク入団から現在まで通算1138試合に出場し、打率0.319、1259安打、214本塁打、691打点、634四球、156盗塁、出塁率0.421、長打率0.554、OPS(出塁率+長打率)0.975と猛打を振るっている。
2015年と2018年には首位打者に輝き、2015~2018年の4年連続で最高出塁率を記録した。2015年と2020年には最優秀選手にも選ばれ、ベストナインも6度の受賞歴を誇る。
この期間、ソフトバンクは5度のパ・リーグ優勝(2011、2014、2015、2017、2020年)、4年連続含む7度の日本シリーズ優勝(2011、2014、2015、2017、2018、2019、2020年)と全盛期を謳歌したが、その中心には常に柳田がいた。
走攻守のすべてを兼ね備えている柳田は、ヘルメットが脱げるほどに豪快なフルスイングがトレードマークだ。打撃センスが非常に優れていることから“打撃の達人”とも呼ばれている。
過去にはメジャー進出の可能性も注目されたが、2019年オフにソフトバンクと7年の長期契約を結んだ柳田。今季も141試合に出場して打率0.300、155安打、28本塁打、80打点、OPS 0.929の活躍で2年連続ベストイレブンに選ばれるなど、日本球界のトッププレイヤーとして名を馳せている。
(記事提供=OSEN)
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