日本代表DF冨安健洋(23、アーセナル)への“顔面踏みつけ”に韓国メディアも反応している。
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12月7日(日本時間)、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第15節のエバートン対アーセナルで、問題のシーンは前半28分に見られた。サイドライン際での一連のプレーの過程で冨安がエバートンのDFベン・ゴッドフリー(23)に顔面を踏まれたのだ。
冨安はしばらく苦痛を訴えた後に立ち上がったが、その顔には踏まれた傷跡がハッキリと残っていた。
主審は当該のシーンについてVARでチェックしたが、故意ではないと判断し、いかなる措置も執らなかった。ゴドフリーが冨安の顔を見て足を下ろしたのではなく、ボールを見る過程で誤って踏んだという判断だった。
これにはイングランド内でも議論が飛び交っている。特に、SNS上では退場か否かをめぐって激しい論争が繰り広げられている。「故意ではなかったとしても、結果的に踏まれた側に大きな害を与えかねないのでレッドカードを出すべきだった」という主張と、「ほかのところを注視していて誤って踏んでしまったのでカードを出す必要はないという主張が対立している。
英メディア『スカイ・スポーツ』で解説を務めるギャリー・ネヴィル氏は主審の決定に同意した。彼は「ゴドフリーは自分がした行動を見てすぐに足を引いたし、“事故だ”というようなジェスチャーもしていた。レッドカードを出さない理由もわかる気がする」と述べた。ジェイミー・キャラガー氏は「とてもラッキーだった」とどちらでもないスタンスを取った。
同日の試合で1-2と敗れ、リーグ2連敗を喫したアーセナル。次戦は来る12日にホームでサウサンプトンと対戦する。
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