「アル・ヒラルは有名選手が多いが…」ACL決勝に挑む浦項キム・ギドン監督が会見

2021年11月23日 サッカー #ACL

12年ぶりに再びアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝の舞台に立つ浦項スティーラーズのキム・ギドン監督がその決意を語った。

キム・ギドン監督は11月22日、非対面で行われたオンライン記者会見で、「選手時代、優勝した経験があり、久しぶりに監督として選手たちを率いて決勝戦に出られて、本当にうれしく思っている」と感想を述べた。

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キム・ギドン監督は浦項の監督に就任して3シーズン目にしてチームをACL決勝に導いた。浦項の2009年ACL優勝当時のメンバーだったキム監督は、今回優勝すれば選手と指導者としてACL優勝を経験することになる。これは城南一和(現・城南FC)でそれを成し遂げたシン・テヨン元韓国代表監督(現インドネシア代表監督)に続き2人目だ。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

以はキム・ギドン監督の一問一答。

Q.浦項がACL決勝に再び勝ち進むまで12年かかった。決勝戦を控えてどんな気持ちになるのか。

「選手時代にACLで優勝した経験があり、今回は監督として選手たちを率いて決勝戦に来られたことを本当に嬉しく思っている。実は、決勝の舞台に来るまではかなり厳しい状況も多かったが、選手たちがよく付いてきてくれた。ワンチームになって、厳しい時期をうまく乗り切ってここまで来た。ファンやサポーターにも良い試合でお返ししたい」

Q.浦項がACL決勝戦まで勝ち進むまで長い時間がかかった反面、アル・ヒラルは頻繁にACL決勝に勝ち進んできた。この点が今回の試合を準備するにあたって作用する部分があると思うか?

「そのような部分については心配していない。選手たちもそう感じていると思う。我々は久しぶりにACL決勝戦に進出したが、経験のある選手もたくさん迎え入れて、組織的にしっかり合わせてきた。変数材料があるとすれば、我々がホームではなくサウジに来たこと。アル・ヒラルのホームスタジアムで彼らのファンやサポーターの前で試合するということが負担だが、選手たちを信じて良い試合ができると思っている」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

Q.明日の試合には主力選手が大勢抜けるだろうと聞いている。どう思うか?

「毎回聞かれる質問だ。今年はリーグ戦でも多くの変数があったし、私が望む選手たちを皆連れて試合をしたことは、ほとんどなかった。しかし、残りの選手たちでポジションを変えたりしながら、今までしっかり組織力を合わせてきた。これまでは、とある選手が1人抜けたからといって、問題が発生したことはなかった。ほかの選手たちがよくやってくれているし、私の選手たちを信じているので、大きな問題になるとは思っていない」

Q.今回の決勝に先立って、リヤドに早めにやって来たと聞いた。特別な理由があるのか。また、客観的にアル・ヒラルと浦項の選手たちの技量を比較すると?

「韓国とサウジの時差は6時間なので、決勝という特別で重要な試合を控えて、時差に早く適応するために、早くやって来た。アル・ヒラルの選手たちは個人の能力が高く、かなり有名な選手が多いと評価したい。しかし、サッカーはネームバリューだけでやるものではない。我々の選手たちも、十分勝利できるという自信を持っている」

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