本日(7月28日)行われる東京五輪卓球の女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(20)と対戦するチョン・ジヒ(28)は、中国出身の韓国代表選手だ。
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去る2011年、ポスコエナジーの女子卓球チームが創設された際に韓国帰化を決断。その後、2014年仁川アジア大会の混合ダブルス、2018年ジャカルタ・アジア大会の女子団体とシングルスで銅メダルを獲得した。
オリンピックには前回の2016年リオ大会に出場したが、惜しくもメダル獲得はならなかった。今回の東京五輪でも、混合ダブルスで準々決勝敗退に終わっている。
今年で帰化10年目。チョン・ジヒにとって最後のオリンピックとなるかもしれない東京五輪で、彼女は有終の美を飾ることを望んでいる。女子シングルスで自身初のオリンピックメダルを獲得することだ。
チョン・ジヒは27日、3回戦でフランスのジアナン・ユアン(36)、4回戦でオーストリアのジャ・リュウ(39)に勝利し、準々決勝進出を果たした。伊藤との対戦は、女子シングルス準決勝で敗れた今年3月のWTTスターコンテンダー以来となる。
来る伊藤との対戦を控え、ポスコエナジーでチョン・ジヒを指導してきたキム・ヒョンソク監督は、「伊藤美誠はサーブがとてもハードだ」とし、「レシーブさえ上手くできれば勝算がある」と見通した。
伊藤とチョン・ジヒの対戦は本日午後3時にスタート予定だ。
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